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【HEAT39】ライト級T出場、岸本泰昭<01>「変えられるものは何でも変えようと」

Kishiomoto【写真】スタイル、戦場を変えても、強さを追及する姿勢は当然変わりない岸本 (C)MMAPLANET

19日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT39。MMAルールのライト級王座決定トーナメント準決勝に岸本泰昭が出場する。

当初、岸本は長岡弘樹との対戦を予定していたが、大会の約2週間前に長岡が負傷欠場。HEATキックルール・ミドル級王者ダニロ・ザノリニの弟分として、来日経験のある打撃系MMAファイターのトム・サントスと対戦することになった。

インタビューは長岡欠場前に収録されたものだが、そこで岸本はDEEPの下石康太戦の敗北を経て新たなファイトスタイルを構築する最中であることを語っていた。対戦カード変更後にコメントを取り、それを追記する形で岸本のインタビューをお届けしたい。


――「HEAT39」でライト級王座決定トーナメントに出場する岸本泰昭選手です。練習・調整の状況はいかがですか。(※取材日は2月4日)

「仕上がりは結構いい感じですね。いい練習が出来ているなという手応えがあって、しっかり長岡選手の映像も取り入れて対策を練っています」

昨年9月の宇良戦がHEAT初陣だった岸本。サウスポーの構えから蹴りを放つ(C)MMAPLANET

昨年9月の宇良戦がHEAT初陣だった岸本。サウスポーの構えから蹴りを放つ(C)MMAPLANET

――岸本選手は昨年9月のHEAT(宇良健吾に判定勝ち)から構えをサウスポーに変えましたよね。構えを変えてからの手応えはいかがですか。

「サウスポーでやるようになってから幅が広がったなと感じます。

今まではずっとオーソドックスでやっていたんですけど、サウスポーを取り入れるようになってから打撃にしろ組技にしろ両方でバリエーションが広がっています。僕は組みが得意な選手ですが、組むための展開がオーソの時よりも増えたと思います。

ただ今でもオーソの練習は続けているし、完全にサウスポーに構えをシフトしたということではないです。その時の相手を見て自分のやりたいことを押し通せるのはどちらか?を考えてやっているんですね。だから次の試合もサウスポーでいくかどうかは分からないし、ずっとオーソでやるかもしれないし、サウスポーとオーソを混ぜてやるかもしれない」

――構えを変えるというよりもサウスポーも使えるようになるというイメージなのですね。

「はい。サウスポー“でも”戦えるようになるために、この2試合はサウスポー限定でやり通したって感じです。正直、試合中にオーソに戻したいと思ったんですけど、そこは我慢してサウスポーでやり切りました」

――ただしキャリア30戦前にサウスポーで戦うというのは大きなチャレンジだったのではないですか。

「ディフェンスの仕方や距離の取り方もすべて変わるので簡単ではなかったです。でも昨年3月にDEEPで下石(康太)君に負けて、4月からはサウスポーの練習を始めていました。もともと9月頃に再起戦を考えていて、そこから逆算すると遅くても4月からはサウスポーをやっていないと間に合わないと思ったんで、急ピッチで仕上げていきました」

――下石戦の敗戦を受けて、岸本選手自身、大改造が必要だった、と。

「ああいう負け方をして、もし格闘技を続けるなら全てを変えなければいけないと思いました。それは技術だけではなく自分が戦う団体も含めて。変えられるものは何でも変えようと思いました。下石くんは同じ大阪で、同じ階級で、同じ団体で切磋琢磨してきた選手に負けて、

もう自分はDEEPにぶら下がれるような立場ではないな、と。DEEPから追い出されたつもりで色々と自分の可能性を探らないといけないと思いました」

――下石戦以降はまさに裸一貫でのリスタートだったんですね。

「はい。東京の試合から遠ざかっているので『あいつどこにいるんや?』って思われているかもしれないですけど(苦笑)、自分の中では色んな団体に出させてもらって、成長したいと思います」

――現在はHEATとGladiatorで2連勝。しかもただ2連勝するだけでなく、戦い方を変えた上での2連勝は大きな価値があると思います。

「今までよりも試合に向けて出来ることが増えているのを感じるんですよね。実際に試合で出せるのは少しですけど、自分が伸びている部分を感じられるのでハリのある追い込みが出来ています。

同じ追い込みを繰り返して、なんとなくこんな感じだろう?というアプローチではなく、今回の相手はこういうタイプだからこれをやるための練習しよう!と考えて練習して、それが出来るようになったうえで試合を迎えられるので、ポジティブに試合に入れます」

<この項、続く>

■HEAT39対戦カード

<ISKA世界ライト級王座決定戦/3分5R>
皇治(日本)
モハメド・ブールフ(ベルギー)

<HEAT総合ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] エンリケ・スギモト(ブラジル)
[挑戦者] 辰巳豪人(日本)

<HEAT総合ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
アラン・ボドウ(フランス)
増田裕介(日本)

<HEAT総合ライト級T1回戦/5分3R>
岸本泰昭(日本)
トム・サントス(ブラジル)

<HEAT総合ライト級T1回戦/5分3R>
石川英司(日本)
オク・レユン(韓国)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R+ExR>
プリンス・アリ(イラン)
笹田勝俊(日本)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R+ExR>
トゥファン・ピラーニ(スウェーデン)
山下力也(日本)

<キック・72キロ契約/3分3R+ExR>
田中STRIKE雄基(日本)
Tomo(日本)

<キック・ライト級/3分3R+ExR>
般若HASHIMOTO(日本)
ダイスケ(日本)

<キック・女子57キロ契約/3分3R+ExR>
鈴木万李弥(日本)
キム・ヒジョン(韓国)

<総合・ストロー級/4分2R>
猪原聖太(日本)
岡部克己(日本)

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