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【KSW36】未知強、10勝0敗のクラコウスキと対戦クレベル・コイケ 「毎試合、打撃と柔術は進化している」

kleber-koike【写真】柔術ベースのクレベルにとって、今もガードからの攻撃も多いKSWは水の合ったプロモーションかもしれない(C)MMAPLANET

10月1日(土・現地時間)、ポーランドはジェロナ・クラのハラ・MOSiRで開催されるKSW36「Materla vs Phalhares」に日本からクレベル・コイケが参戦し、キャリア10連勝のレシェク・クラコウスキと対戦する。

4月にパンクラスで矢地祐介との接戦をRNCで勝ち切り、6月にはRebel FCでジョージ。ヒックマンを三角で下しているクレベル。過去6年で敗北は昨年11月にポーランドの地で喫した1試合のみ。東欧の地で未知強と戦うクレベルに現在の心境、そして意気込みを尋ねた。
Special thanks to Mr.Ken Sakamoto


──ポーランドKSWで約10カ月年ぶりのファイトとなります。まだまだ日本のファンが知らないKSWやポーランドの印象を教えてください。

「KSWは世界最大級のイベントの一つだと思います。ここに再度出場する事が出来、光栄に思います。ただ一つ悲しいことですが、勝ち続けている間は良いいのですが負けるとなかなか試合が組んでもらえないことです。僕はこのチャンスを貰うまで、10カ月かかりました」

──対戦相手のクラコウスキはTUF準優勝のアンドレ・ウィナーに勝つなど、デビュー以来10勝0敗のファイターです。

krakowski「僕が思うには彼は非常にタフガイで爆発的で危険、とても強い選手だという印象を受けています。ただアンドレ・ウィナーに勝利したかといっても、僕にとっては何ひとつ問題でなく、そのことで僕の何かが変ることはありません。

神のご加護の下、これまでの僕の試合と同じで勝利に向かい自分の力を最大限に発揮するだけです。毎試合、毎試合、僕の打撃と柔術は進化しています」

──今年は4月に日本=パンクラスで勝利、その後は中国Rebelで勝ちました。そして今回がKSW。クレベルはどのようなキャリアアップを考えているのでしょうか。

「パンクラスでは矢地選手という非常にタフな相手と戦い、その後のREBELでもベラトールのファイターであるジョージという同じく非常にタフな相手と戦い、勝利できた事を神に感謝しています。まだ、これからも僕の挑戦は続き、そして勝ち続けて──いつの日かUFCと契約したいです。

何よりも、僕の目標は世界最大のイベントの中で僕たちのチームが最良ということを証明し、ブラジルと日本の国旗を守っていきたいです」

──では最後にファンに一言お願いします。

「まずは僕を応援してくれる全ての人たちに、僕の試合を見守ってくれてありがとうと感謝したいです。そして皆さんや家族たちが、僕を誇りに思える──そんな存在になることができればと。神の祝福と共に、全ての人たちに『あなたの夢を絶対に諦めないで』という言葉を送りたいです!!」

■KSW36対戦カード

<ミドル級/5分3R>
ミハウ・マテラ(ポーランド)
ホウジマール・トキーニョ(ブラジル)

<KSWライトヘビー級選手権試合/5分5R>
トマシュ・ナルクン(ポーランド)
ティエリー・ソクジュ(カメルーン)

<KSWライト級選手権試合/5分5R>
マテウス・ガムロ(ポーランド)
ヘナト・ペジーニョ(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
アリアネ・リプスキ(ポーランド)
シーラ・ガフ(ドイツ)

<ヘビー級/5分3R>
ミハウ・ホダレク(ポーランド)
ミハウ・キタ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
レシェク・クラコウスキ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
カタジナ・ルボンスカ(ポーランド)
ディアナ・ベルビタ(ルーマニア)

<ライト級/5分3R>
バルトミ・クルジェウスキ(ポーランド)
グシェゴシュ・ジュラコウスキ(ポーランド)

<ライト級/5分3R>
トマシュ・マチュエビッチ(ポーランド)
マリウス・マズウ(ポーランド)

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