【UFN93】エルボー連打でエヴァンズスミスが、マセドからTKO勝ち
<女子バンタム級/5分3R>
アシュリー・エヴァンズスミス(米国)
Def.3R3分14秒by TKO
ヴェロニカ・マセド(ベネズエラ)
サウスポーのマセドに対し、エヴァンズスミスはローから右を出す機会を窺う。マセドはスピニングバックキックをボディに入れ、左ハイを放っていく。組んだエヴァンズスミスは首投げを防がれると、ヒザをボディに突き上げる。マセドはサイドキックからバックキックの連係を見せ、再び後ろ回し蹴りを狙う。エヴァンズスミスはここで組み付くと、ヒザ蹴りを入れて大内刈りを狙う。
マセドは体をいれかえるも、ボディロックからテイクダウンを許す。バックに回ったエヴァンズスミスが両足をフックし、背中を伸ばすとマウントへ移行する。パンチからシザースを切ってアメリカーナ。さらに腕十字を狙ったエヴァンズスミスだが、マセドは前転してそのまま立ち上がる。さらにワキを潜ってバックに回ったマセドは、胸を合わされたところでエルボーを放ち初回が終わった。
2R、遠い距離から素早く踏み込んで左ハイを放っていったマセド。組まれても逆にケージにエヴァンズスミスを押し込んでいく。エヴァンズスミスが首相撲からボディにヒザ蹴り、それでもマセドがケージに押し込んでいく。大内刈りを仕掛け体を入れ替えられたマセドは、前転からヒザ十字。足を抜いたエヴァンズスミスが立ち上がる。組み勝ったエヴァンズスミスが、クラッチを離しパンチを連打する。
離れたマセドが右ロー、エヴァンズスミスは組んでダブルレッグも倒せない。それでもバックに回ったエヴァンズスミス、マセドはまた前転から足関節を狙う。トップからパンチを連打し、亀になったマセドが引き込むやサイドへ。マセドはスクランブルから立ち上がるが、エヴァンズスミスが豪快な首投げを決める。そのままサイドで抑えたエヴァンズスミスがラウンドを取った。
最終回、左を入れたマセド。すぐに距離を取り直して左ハイを狙う。エヴァンズスミスは右ストレートをヒット。ケージ際に下がったマセドに組みつくと、またも前転からヒザ十字狙いを遮断しパンチを落とす。そのままサイドを取り、左手でマセドの右手を掴み、右ヒジを連打したエヴァンズスミス。一体何発、ヒジを入れられたか──ようやくレフェリー試合を止め、エヴァンズスミスのTKO勝ちが決まった。