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【UFC200】TJ・ディラショー、間合いをコントロールしアスンソンを寄せ付けずリベンジ成功

<バンタム級/5分3R>
TJ・ディラショー(米国/1位)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ハファエル・アスンソン(ブラジル/3位)

前世界バンタム級王者ディラショーの復帰戦。王座を失う前に最後に敗北を喫した相手アスンソンとの再戦に臨む。構えを変えて左右に動くディラショー、アスンソンは前進に右を合わせようとする。前に出て、すっと下がるディラショーを追いかけて右ローを蹴るアスンソン。ディラショーは左ジャブを伸ばす。ローを蹴り合った両者、ディラショーがワンツー左ミドルへ。ロングの右が伸びるディラショーはまだ上への蹴りを見せない。

左ローを多用し、バックステップと同時に構えを変えるディラショーに対し、アスンソンは後ろ回し蹴りを放っていく。ディラショーのローをキャッチしてヒザ蹴りを狙ったアスンソンは、続いてハイをキャッチしマットに両手をつかせる。スタンドをキープしたディラショーはここで初めて組みついていく。自ら離れたディラショー、アスンソンは右ハイと主導権争いが続く。手数が多いディラショーが終盤に振りの大きなフックから、ハイキックを見せるなど印象点でリードしたか。

2R、ローに合わせて右を入れたディラショー。さらに距離を詰めて左フックからダブルレッグへ。尻餅をついたアスンソンは、立ち上がって右ストレートを顔面に被弾する。アスンソンの前進をステップバックでかわしつつ、時折りその動き出しに蹴りやパンチを合わせていくディラショーに、アスンソンは後ろ回し蹴り。

低い姿勢からワンツーを繰り出すなど、ディラショーのペースで試合は進む。間合いをコントロールされたアスンソンは、前進だけでなくステップバックし切れない場面も増えてきた。反対にローとジャブで距離を掴んだディラショーは、高い位置の蹴りも見せ始める。と、ディラショーの左ストレートにアスンソンがダブルレッグを仕掛け尻餅をつかせる。

すぐに立ち上がったディラショー、残り50秒でアスンソンの鼻血の量が多くドクターチェックが入る。再開後、自らの左ハイの空振りでバランスを崩したアスンソンにパウンドをまとめたディラショーが、このラウンドも取った。

最終回、ディラショーの飛び込みにカウンターを合わせようとするアスンソン。そのために攻撃を見過ぎるきらいがある。逆転にはフィニッシュが必要なアスンソンは左フックをショートで決める。ディラショーは右オーバーハンド、アスンソンが右フックを返すとダブルレッグを仕掛ける。ケージにアスンソンを押し込み、自ら離れたディラショーは踏み込んで左ストレートから右ハイ。構えを変えて左ミドルを蹴り込む。

さらに左ストレートから左ボディ、左ローを確実にヒットさせるディラショー。右を被弾したアスンソンがダブルレッグへ。これを易々と切ったディラショーに対し、アスンソンは左ロー、右ミドル、左ハイとスイッチしながら蹴りを放つ。しかし、ディラショーは残り25秒でテイクダウンに成功し、自らスタンドへ戻ると余裕の表情を浮かべる。

完全に距離をコントロールしたディラショーが、リベンジに成功し、再び頂点を目指し一歩を踏み出した。


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