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【Bellator101】ウィル・ブルックス、アレッシオを打&組で圧倒

<シーズン9ライト級T準々決勝/5分3R>
ウィル・ブルックス(米国)
Def.3-0:30-25,30-26, 30-27
ジョン・アレッシオ(カナダ)

サイドの構えからサウスポーにスイッチしたブルックスが、左ローを入れる。アレッシオは首相撲からヒザ、離れたブルックスはオーソからローを繰り返す。軸足を変えて蹴りを見せるブルックス、アレッシオはその蹴り足をキャッチしそこなう。続くブルックスのヒザに、アレッシオがテイクダウンを合せていく。一度は背中をつけたブルックスだが、体を起こしてすぐにシングルが立ち上がることに成功する。ブルックスをケージに詰めたアレッシオは離れ際にパンチを放つ。

距離ができた直後にミドルをキャッチしたアレッシオが、再びテイクダウンを狙うがブルックスはスイッチから逆にテイクダウン狙いへ。ギロチンの態勢に入ったアレッシオだが、首が抜けてガードを強いられる。両脇を差して体を抱えるアレッシオは、スラムで叩きつけられ腕十字へ。腕を引き抜いたブルックスは、スタンドに戻り立ち上がってきたアレッシオにダブルレッグダイブを決める。残り10秒ハーフからマウントを狙ったブルックスの試みをアレッシオが阻止したところで初回が終了した。

2R、距離を詰めたアレッシオに対し、ブルックスは左ミドルを入れる。それでも距離を詰めたアレッシオは、ケージに押し込んでテイクダウンを狙う。頭が下がり、厳しい姿勢を強いられるアレッシオ。ブルックスは大腰のように投げを仕掛ける。アレッシオは体重を預けて上を取ろうとしたが、ブルックスが前方に落してトップを奪取。ブルックスはパンチを入れ、アレッシオが立ち上がろうとすると、寝技に固執せずに距離を取り直す。

果敢にパンチを繰り出し前に出るアレッシオだが、かなり疲弊しているようにも見える。ブルックスは組んで大内刈りでテイクダウンを仕掛けると、アレッシオはここでもギロチンへ。首を抜いたブルックス、アレッシオがガードで固めるとレフェリーがブレイクを命じる。アレッシオはすぐにブルックスをケージに詰めるが、脇を潜ったブルックスがバックへ。引き込むアレッシオ、ブルックスが残り25秒でマウントを奪取する。ロールするアレッシオ、バックマウントを取ったブルックスが後方からパンチを入れて2Rを自らのラウンドとした。

3R、蹴りの応酬ではブルックスの左ミドルがリード、そのまま組みついて小外刈りでテイクダウンを奪う。潜るアレッシオにブルックスはパウンドを落とし、パスに成功する。腰をコントロールして、アレッシオを立たせないブルックスはバックに回り込んで両足をフックする。胸を合わせながら立ち上がったアレッシオが、ブルックスをケージに押し込むが力が残っていない。

アレッシオは顔面に2発ヒザに受けると、動きが止りバックを許す。亀の態勢でヒザを受けるアレッシオはヒザでカットし大量の流血に見舞われながら、パンチを受ける。顔面を真っ赤に染めた状態で。アレッシオは試合終了の合図を聞き、ブルックスが大差の判定勝ちを手にした。

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