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【UFC FOX17】ポーランドからの美貌のストライカー、コバケビッチがオクタゴン初陣で判定勝ち

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ランダ・マルコス(カナダ/8位)

Invicta FCで魅津希に判定勝ちしているコバケビッチが、TUF20準決勝進出者のマルコスとオクタゴン初陣を戦う。左ジャブを伸ばすコバケビッチは、ワンツーを入れいきなりマルコスの動きを一瞬止める。マルコスも首相撲からヒザ蹴りを見せるが、右ストレートからワンツーを連続で当てられる。振りの大きなマルコスの右は出所が分かるのかコバケビッチは食わず、ワンツーを打ち続ける。ようやく組んだマルコスはケージにコバケビッチを押し込む。自ら後方に倒れ、トップを取ろうとしたマルコスに対し、コバケビッチは苦も無く立ち上がって離れる。マルコスは右ローを2発入れる。終了間際に右ストレートをマルコスの顔面に入れもんどりうたせ、ヒザをボディに就き刺したコバケビッチのラウンドとなった。

2R、「打撃とレスリングのコンビネーション」とセコンドから指示を受けたマルコスにいきなり右ストレートを入れるコバケビッチ。さらにローを入れる。迎え撃っての右ストレートの精度が高いコバケビッチがワンツー、離れて右ローを蹴り込む。ジャブからローと上下に攻撃を打ち分けるコバケビッチに対し、マルコスが組みついてバックへ。ケージ際に移動すると自ら尻餅をつき寝技に持ち込もうとする。コバケビッチは背中を預けたまま立ち上がるとリストをつかみ脇をくくってRNCを防ぐ。マルコスはハーフネルソンを狙うと、コバケビッチは前転するように自ら動き、マルコスにより良いポジションを与えることに。仰向けでバックマウントのマルコスは四の字フックでコバケビッチは尻をずらずことができない。RNCを防ぐ展開が続くコバケビッチは、この回を落とした。

最終回、ワンツーから左ハイ、右ローとより攻撃的になったコバケビッチがショートの連打を見せる。さらにコバケビッチが右フックから左ロー、アッパーと攻撃を続ける。テイクダウンの機会を窺うマルコスが右ストレートを伸ばす。コバケビッチは引き続きワンツー、テイクダウン狙いには距離を取りアッパー、左ジャブを繰り出す。テイクダウンされるのは嫌だが、左ミドルや前蹴りなどキャッチされる可能性のある技も見せ、スピニングバックフィストを入れる。

直後に距離を詰めて組んだマルコスだが、ここはコバケビッチがバックを許さず押し返す。コバケビッチは胸を押して離れ、左ハイ。残り2分を切り、マルコスがテイクダウンに成功もコバケビッチが後方回転しトップを取る。ハーフからパンチを落とすコバケビッチが足を抜いてマウントに。右パンチ、左エルボーを落とすとマルコスは背中を見せそうになる。引き続きコバケビッチが強烈な左エルボーをハーフに戻されても顔面に打ち込む。

マルコスは右ワキを差して立ち上がるが、残り15秒の打撃戦でコバケビッチが劣勢になることはなく試合はタイムアップに。コバケビッチがオクタゴン初陣で判定勝ちを飾った。

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