【UFC192】ルイスがテイクダウン狙いを切り、ペスタをマウントパンチ葬
<ヘビー級/5分3R>
デリック・ルイス(米国)
Def.3R1分15秒by TKO
ビクトー・ペスタ(チェコ)
ルイスの左ハイをかわし、距離を取るペスタ。意外にもルイスは組んでテイクダウン狙い、ペスタをケージに押し込んでいく。すぐに体を入れ替えて小外掛けでテイクダウンを奪ったのはペスタ、そのままサイドから抑え込んで右のパンチを落としていく。ペスタは右エルボー、右ヒザをボディに入れるもルイスがケージを背にして立ち上がる。右腕を差しあげてペスタを倒しにかかったルイスだが、ダブルレッグでテイクダウンを奪われる。
サイドを取られた形でキムラを狙ったルイスはスクランブルから立ち上がっても、ケージに押し込まれた状態が続く。小外掛けで3度目のテイクダウンに成功したペスタが、サイドへ。ここもケージを背にして起き上がったルイスは胸を合わせてテイクダウンへ。もつれた状態で最後にパンチをルイスが放ち、初回が終了した。
2R、ペスタは左ローを入れて離れる。ルイスは右ストレートをヒット、ペスタはシングルから組んでボディロックへ。ここも小外掛けで寝技に持ち込む。左ワキを差して立ち上がろうとしたルイスを潰したペスタがエルボー、細かいパンチを落とす。残り2分20秒でブレイクが掛かるも、ペスタはダブルレッグでルイスに尻餅、そのままホールディングダウンで背中をマットに着かせる。ケージを背にルイスが立ち上がるという、デジャブのように同じ試合展開が続く。ここで離れた両者、ルイスはペスタのテイクダウン狙いに右アッパーを合わせる。一発で効かされたペスタは、続くパンチで引き込みパウンドから鉄槌の連打を受けてラウンド終了を迎える。4分30秒間、試合をコントロールしていたペスタと最後の30秒で猛攻を仕掛けたルイス。どちらのラウンドとなったか。
3R、ペスタのテイクダウン狙いをスプロールしたルイスが鉄槌を連打する。ここでペスタが引き込み、ルイスは重いパウンドを落とすと、サイドからマウントを取る。左右のパンチを豪快に連打したルイスが試合を決めた。