【UFN64】ファビンスキが母国大会でついにポーランド勢として勝利者コール受ける
<ミドル級/5分3R>
バルトス・ファビンスキ(ポーランド)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
ギャリス・マクレラン(南アフリカ)
サウスポーのマクレランに組み付いたファビンスキが、ヒザ蹴りを見せる。そのファビンスキをケージに押し込んだマクレランだが、体を入れ替えられダブルレッグでテイクダウンを許す。ケージを背にして立ち上がったマクレランだが、ファビンスキはもう一度腰をコントロールして大工ダウンを決める。立ち上がろうとしたマクレランを後方から殴ったファビンスキは、胸を合わされても早くも3度目のテイクダウンを奪取する。
サイドからマクレランの立ち上がり際にバックに回ったファビンスキが、両足をフックしてパンチを落としていく。立ち上がったマクレランに対し着地したファビンスキ。マクレランは胸を合わせて距離ができると、ボディに前蹴りを決める。すぐに組み付いたファビンスが、またもテイクダウン。マクレランが起き上がるとファビンスキが自ら放ったヒザ蹴りでバランスを崩してしまう。すぐに立ち上がったファビンスキがテイクダウンを仕掛けると、マクレランがギロチンへ。時間を掛けて頭を抜いたファビンスキが初回を取った。
2R、左ハイを繰り出したマクレラン、変則的なヒジ打ちを続けたが、ファビンスキが組んでテイクダウン。右腕を差し上げ、フックスイープから立ち上がったマクレランがダブルレッグでファビンスキをケージに押し込む。シングルに移行したマクレランが、懸命にテイクダウンを仕掛けるもファビンスキが防いでヒザを入れる。離れ際にアッパーを決めたマクレランだったが、直後にダブルレッグでテイクダウンされる。右のエルボーを連打するファビンスキの勢いが増す。このままファビンスキがトップを取り続けラウンド終了となった。
最終回、すぐに組み付いたファビンスキに対し、マクレランがエルボーを繰り出しケージに押し込む。首をはがして胸を合わせたファビンスキが、ここでもテイクダウンを決める。マクレランが立ち上がって距離を取るが、ファビンスキが即テイクダウンへ。起き上がって来たところでがぶってヒザを入れる。このまま両足を払うようにテイクダウンを決めたファビンスキがハーフからエルボーを落とす。残り1分、ダブルレッグにギロチンを合わせたマクレランに対し、首を抜いたファビンスキが腰をコントロールして、大きくスラムで叩きつける。トップを取った状態で試合終了を迎えたファビンスキが、UFCポーランド大会で初めて勝ち名乗りを受けたポーランド人ファイターとなった。