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【UFN64】パブラックがウェストコットのTDを凌ぎ、ヒザ蹴りで反撃。判定勝ち収める

<ウェルター級/5分3R>
パヴェウ・パブラック(ポーランド)
Def.3-0:29-28,29-28,29-28
シェルドン・ウェストコット(カナダ)

サウスポーのウェストコットが試合開始早々に組みついてパブラックからテイクダウンを奪う。パブラックはすぐに立ち上がるが、ボディロックにしっかりと捉えられ、顔面にパンチを受ける。執拗に組み続けるウェストコットが2度目のテイクダウンを奪取し、そのままバックに回り込む。後方にエルボーを放つパブラックは、ボディロックに取られたままだが、胸を合わしヒザを突き上げる。両ワキを差したウェストコットに内股を決めたパブラックがサイドからバックへ。ここは前方に落とされ、立ち上がったところでウェストコットがケージにパブラックを押し込む。このまま初回が終了した。

2R、パブラックが右ハイを見せ、ウェストコットが組んでくると首相撲からヒザを顔面に突き上げる。バランスを崩しながら組みに行ったウェストコットが初回と同じようにケージにパブラックを押し込む。ボディロックからテイクダウンを奪ったウェストコットだったが、パブラックが下にはなり切らず同体で立ち上がる。ボディにヒザを受けたウェストコットはダブルレッグを仕掛けるが、倒せない。残り2分50秒でレフェリーがブレイクも、直後にウェストコットが組みつく。ケージを背にした状態から逃れることができないパブラックだが、再びレフェリーがブレイクを命じる。

離れた両者、パブラックは右ハイから首相撲に捉えボディにヒザを突き上げる。前方に崩れたウェストコットはケージを蹴って後方回転から立ち上がるが、パブラックがボディロックから捨身技のように投げて、そのままトップを奪う。サイドからエルボー入れたパブラックだが、インターバル中は座り込んでしまっていた。

最終回、右ストレートを決めたウェストコットだが、打撃戦ではやはり劣勢になり組んでいく。両ワキを差されて、離れることができないパブラックは右ヒザをボディに入れる。続いて小手投げを狙うも、ウェストコットはボディロックからテイクダウンを決める。ケージに寄りかかり立ち上がったパブラック。ウェストコットを再び内股で投げるや、ハーフで抑え込む。パブラックはハーフからエルボー、パスガードを決めると上四方へ。左エルボーを顔面に落とし、パンチにつなげる。パブラックがニーインフェイスからパンチを落とし、ウェストコットを追い込む。正対しようとしたウェストコットのバックへ回ったパブラック。

しかし、乗り過ぎで前方に落とされ、またもボディロックに捕まる。残り10秒になって離れたパブラックは後ろ回し蹴り、これは空振りになったが右ハイから飛びヒザを入れたところで試合はタイムアップに。パブラックが判定勝ちを収めた。

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