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【UFN64】ラプルーがリーを相手に文句無しの判定勝ちも──、内容は……。

<フェザー級/5分3R>
テラー・ラピルー(フランス)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
ロッキー・リー(台湾)

TUFチャイナ出場のリーが試合開始直後に組んで。ラピルーをケージに押し込む。ラピルーのヒザが急所に当たり、試合が中断される。再開後、シングルに切り替えたリーがテイクダウン。尻餅をついたラピルーはすぐに立ち上がるとギロチンからヒザ蹴り、離れて右ジャブを繰り出す。リーは再びシングルレッグで組み付くが、またもギロチンからヒザを受ける。ラピルーは左ストレートからロー、ヒザ蹴りを入れ一旦離れると、再び左を打ち込む。

リーのローシングルは決まらず、離れたラピルーがここでも左ストレートから左ヒザを蹴り込む。パンチを受けながらシングルを仕掛けるだけのリーは、テイクダウン狙いを切られ立ち上がり際にヒザを顔面に受ける。ラピルーはサイドキックを繰り出すなど、軽快に手数を重ね初回を制した。

2R、ワンツーから左ハイ、そしてヒザと余裕を持って攻めるラピルー。リーはここでもシングル。ここでは足払いを交えてテイクダウンに成功する。両足を抱えられたラピルーは、スイッチからバックに回り込み、後方からパンチを入れる。距離を取り直したラピルーが、右ジャブから左ストレート、踏み込んでローを蹴り込む。続いてスピニングバックフィストを見せたラピルー。リーのシングルレッグを切ると、が左ハイも繰り出すも空振りに。ラピルーは左ヒザを狙ったが、リーが組んでケージに押し込む。残り10秒でブレイクが掛かり、直後に2Rが終わった。

最終回、ラピルーが左ストレートを打ち込み、首相撲からヒザ蹴り。そのまま崩し、テイクダウンを奪う。すぐに立ち上がったリーだが左ジャブは届かない。リーはクリンチからケージへラピルーを押し込む。残り半分にブレイクが掛かり、再開後にリーはワンツーからミドルを見せる。ここにテイクダウンを合わせたラピルー、リーは鼻血が滴らせ起き上がる。右ジャブから左ミドルを入れたラピルーに対し、リーの右がヒット。ラピルーは飛びヒザから組んでリーをケージに押し込む。リーが体を入れ替えたところで試合はタイムアップに。ラピルーが3-0の判定勝ちを収めたが、見るべきものはそれほどない試合だった。

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