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【UFC MACAO】水垣偉弥インタビュー(01)「気分転換は自転車旅行」

Mizugaki

【写真】9月1日、UFC151の中止から3週間後、本格的にトレーニングに戻った水垣、グッドシェイプをキープしている (C) MMAPLANET

漆谷康宏と同様に、9月1日のUFC151がキャンセルとなり、11月10日のUFC MACAO「Franklin vs Le」にスライド出場が決まった水垣偉弥。前代未聞の事件後、マカオで行われるジェフ・ホウグランド戦へ向け、どのように気持ちを切り替えたのか。水垣はUFCファイターとしての自覚が強く感じられる気分転換を行っていた。

UFCにとって初めての中国・マカオ大会開催に際し、UFC.COM×UFCモバイル×スポーツナビ×MMAPLANETのコラボレーションが実現した。『UFC MACAO』特別企画――第7弾は水垣偉弥インタビュー(前編)をお送りします。

――何度も尋ねられたと思いますが、9月1日の大会が渡米数日前にキャンセルされ、11月10日にスライドされました。今、振り返るとどのような9月の1カ月間でしたか。

「まぁ、対戦相手のことも一応にチェックしていたので、また復習するような感じでいましたね。ただ、あのまま11月に向けて――という感じで練習を続けると、疲れもあったし、気持ち的なモノもあるので、休みました。ケガをするのを避けたかったので。体重のことだけは気に掛けて、太らないようにして過ごしてきました」

――大好きなキャベツ太郎も食べていないと(笑)。

「食べていないですね。アッ、でも昨日久しぶりに駄菓子を食べたら胃もたれを起こしてしまいましたね(※取材は10月1日に行われた)。ハハハハ。とにかく2週間ほどはやる気が出なかったので、ある程度休もうと思って休みました。そうしたら3週目ぐらいからは気持ちも戻ってきたので、そこからは練習量を少しずつ上げてきて、今は普通に練習しています」

――ある意味、貴重な経験でした。

「いやぁ、これまでになかったですね……こういう気分は。実はユライアと戦ったときは、かなり待たされたんです。ただ、それは僕が彼と戦いたくて、『他の相手なら用意するけど、ユライアなら少し時間が掛かる』と言われても、待つ方を選んだので、今回とはまるで事情が違ってきますよね。だから、まぁイライラはしました」

――気分転換などはしなかったですか。

「最近バイクにはまっているので……。ちょっと自転車で遠出しました。太らないし、良い気晴らしにもなるので。伊豆まで一泊で行ってきました」

――それって逆に体を酷使しているようにも聞こえるのですが……。

「体自体は出来上がっていて、疲れを抜いて試合っていう状態だったので問題ないですよ。まぁ、箱根は無理ですけど、伊豆なら海辺を走って、最後の10キロぐらいですよね、山岳ルートは」

――健全な気分転換ですね。

「2月の日本大会が終わってから、体重を増やさないように自転車に乗るようになったら、ハマっちゃって。でも、伊豆で泊まったときは、少しアルコールも入れましたよ。それ以外でアルコールをやったのは、知人の結婚式ぐらいですね」

――そのまま試合に向けて、動き始めたと。

「大会がなくなった次の日には、11月のマカオ大会になるって決まったので、もう決定したことを色々と考えても仕方ないので割り切りました。できればすぐに試合がしたかったですけど、中途半端に10月とかに伸びて、あのまま練習を続けるのと比べると、一度抜ける期間ができた11月で良かったです。

フィジカル的にも問題ないですし、体重の方ももう水抜き分ぐらいだし、そういう意味では減量なしで最後のトレーニングに臨めるので、疲れも取れやすくて良い状態で試合に臨めると思います。今でリミットの4.5キロ増しぐらいだから、ちょうど試合の時の体重ぐらいです」

Mizugaki in Grandslam【写真】もう通常のトレーニングに戻っているという水垣は、グランドスラム・リバーサル横浜ジムのプロ練習で、同ジム期待の田中路教と打撃~組み技と激しいスパーを繰り広げていた (C) MMAPLANET

――なるほど、体調的には問題ないということですね。では、マカオで戦うということに関しては、どのように感じていますか。WEC時代から北米で勝つことを目指してきた水垣選手が、2試合連続でアジア圏での試合となります。

「米国で試合をしたい気持ちはありますけど、マカオでもUFCという舞台のなかでの1試合なので、そこは気にせずに戦えます」

――調整面でいえば過去3年半、米国で戦うことの調整方法は身につけてきました。それが、移動は短くなったとはいえ、広東語ベースの新たな土地での戦いは、また未知の体験となります。

「向こうにいってどうなるのか。最低限として、水抜きのときに普通に過ごせる環境があれば良いと思っているので、そこだけですね。まぁ、一流のホテルで行われるのですから、問題ないでしょうし、それよりも初めての土地っていう部分で初心に返りたいですね」

この項続く

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