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【UFN52】フェザー級初戦の菊野がRNCでシシリアに一本勝ち

<フェザー級/5分3R>
菊野克紀(日本)
Def.2R1分38秒by RNC
サム・シシリア(米国)

両手を下げた構えで前に出ていく菊野。距離が詰まると左右のフックを打つ。シシリアは首相撲からヒザ蹴り、前蹴りと左ハイキックを放つ。ケージ内を回って距離を取る菊野。距離を詰めようとしたところにシシリアが右を合わせる。距離を取って左の前蹴りを突き刺す菊野。右ストレートを打って前に出ていくと、シシリアも右を打ち返す。菊野がローを散らして前に出ていくと、シシリアはカウンターの右。菊野は構えをサウスポーにスイッチして左ハイキックから右フック、前に出て左フックを打つ。シシリアも左を返して右ボディから左フックにつなげる。菊野は右ローを二発、サウスポーにスイッチしてインロー、前蹴り、バックブローを狙う。シシリアは菊野の真似をするようにガードを下げた構えから右ストレート。菊野をケージまで下がらせてショートの右フックを叩き込んだ。

2R、じりじりと前に出ていく菊野。ローを蹴ってパンチにつなげようとするが、シシリアもバックステップで距離を取る。菊野はシシリアをケージまで詰めて左右のフック、そこから組みの攻防になるとバックに回り込んでテイクダウン、そのままリアネイキッドチョークを極めた。

 フェザー級初戦を一本勝ちで飾った菊野は「素直にうれしいです。試合中はキツかったけど、楽しかったです」と試合を振り返り、「僕は沖縄拳法空手を習っているのですが、まだ未熟で打撃で良い結果が出ませんでした。もっと進化するので楽しみにしてください」とスタイル進化を誓った。

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