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【UFC143】拮抗した勝負はコスチェックに凱歌

2012.02.05

<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・コスチェック(米国)
Def.判定2-1:29-28、29-28、28-29
マイク・ピレース(米国)

開始早々に組みついたピレース。コスチェックは左オーバーフックから、右は差しにいきテイクダウンを許さない。執拗に組みつくピレースに対し、エルボーを見せたコスチェック。ピレースはアッパーを返して、自ら距離を取る。

左を伸ばすピレースが、再び組みつくと逆にコスチェックがケージに押し込む。細かいヒザの打ち合いから距離を取った両者。互いにイダリを伸ばす。と、ピレースの右でコスチェックの動きが鈍る。パンチを返すコスチェックだが、ピレースは左ジャブを伸ばし、打ち合いを有利に終える。残り1分、コスチェックは左ハイを繰り出すが、ブロックしたピレースは冷静にステップワークを駆使。低く沈み込むようなようない姿勢から左を伸ばし、残り30秒にシングルレッグでドライブ。

このまま初回が終了、ほぼ互角の展開だが、ピレースが取ったか? 2R、パンチから組みついたピレース、距離を取ったコスチェックは、踏み込んで左フックを放つがこれは空振りに。オクタゴン中央の打ち合いで、気が付けばピレースが頭部をカットしている。


ピレースは前に出て、パンチからダブルレッグ、ケージにコスチェックを押し込む。押し返してきたコスチェックに細かいパンチを当てるピレース。残り1分となり、コスチェックが素早く組みつき、尻餅をつかせる。足をコントロールしバックに回り込もうとするが、ピレースは立ち上がって真正面を向く。ここで2Rが終了し、尻餅をつかせた分、コスチェックが取ったラウンドか。

最終回、左を伸ばすピレースに、コスチェックが右を返す。ケージ中央で、ジャブを伸ばし合う両者。ここでピレースがシングルレッグでテイクダウンを奪う。ケージ際で立ち上がったコスチェックが態勢を入れ替え、右エルボーを打ち込む。コスチェックは、右を伸ばし、プレッシャーを与えるが、ピレースもダーティボクシングで対抗し、ヒザを突き上げる。

互角の攻防が続く対戦は、残り2分30秒に。左フックを伸ばしたピレースに対し、コスチェックはシングルでドライブし、ダブルへ移行、さらにシングルに戻し、ケージに押し込んでいくが、テイクダウンには至らない。胸を合わせて組み合う両者にレフェリーがブレイクを命じる。

残り90秒、ここで距離を測るコスチェックの指がピレースの目に入り、二度目の注意を受ける。再開後、左ジャブを伸ばしたピレース。両者のフックが交錯する。ピレースのテイクダウン狙いを切ったコスチェックが、右を伸ばす。ピレースも右を返すが、残り30秒を切ってコスチェックがダブルレッグでテイクダウン、さらに立ち上がったピレースのバックに回り込む。

ピレースはスピニングエルボーを振るい、向かい合う。ここで拮抗した勝負はタイムアップに、ジャッジは29-28、29-28、28-29でコスチェックに。やや名前勝ちとった判定だったが、どちらがとってもおかしくない試合で、観客が大きなブーイングをコスチェックにぶつけた。

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