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【BFC49】スマートになったサッポ、打撃+TDが冴える

2011.09.11

Sappo<ウェルター級T準々決勝/5分3R>
ルイス・サッポ(ブラジル)
Def.判定3-0:30-27、30-27、30-27
ダン・ホーンバックル(米国)

【写真】以前のようなガムシャラな突進でなく、間合いを計った打撃と間隙をぬったテイクダウンを効果的に使ったサッポ。ホーンバックルを完封した (C) KEITH MILLS

49勝6敗1分というレコードを持つサッポ。対するホーンバックルは3度目のBFCウェルター級トーナメント出場となる。互いにサウスポーの構えで、まずはホーンバックルが右ハイを放っていく。サッポも踏み込んで右ハイ、ヒザを突き上げる。さらに強烈な左ロー、左ハイを見せるサッポ。ホーンバックルが真っ直ぐ系のパンチを放つのに対し、サッポはフックが多い。

そんななかでサッポの左ローが有効に決まる。ケージ際を左に移動するサッポが、フライングキックで気勢を制し、ホーンバックルが前にでてきたところでテイクダウンを奪った。


スタンドで待ち受けるサッポは、巧みにホーンバックルの間合いを外し、左ロー、右フックを入れていく。左ローで体がよれるホーンバックル。ここで初回が終わった。

2R、サッポの流れを遮断しようと、距離を詰めるホーンバックル。左右のローを見せたホーンバックルは、サッポの左ローをかわすも、直後にダブルレッグダイブでテイクダウンを許してしまう。

すぐにブレイクが掛かり、試合がスタンドへ戻る。サッポは寝技に拘らず、テイクダウンでポイントを稼ぐ作戦のようだ。スイッチを見せるようになったホーンバックルは、すぐにサウスポーに戻すも、距離を詰めることができない。

右ロー、前蹴りを見せたサッポは、距離が詰まると右ハイを蹴り込むなど、試合のペースを握ったまま戦う。残り30秒を切り、ヒザ蹴りで突っ込んだホーンバックルをサッポがケージに押し込む。そのまま2Rも終わり、サッポ優勢は変わりない。

最終回、フックの連打からハイを蹴り込んだサッポが、バランスを崩し、この試合初めてガードの態勢になる。ホーンバックルはローを蹴り込むが、サッポがペダラーダから立ち上がりシングルレッグ、ダブルに移行し、テイクダウンを奪う。ラバーガードを狙うも、取りきれないホーンバックル。動きが少なく、レフェリーがブレイクを命じ、残り2分で試合はスタンドへ戻る。

ボディを見せたホーンバックルだが、試合の流れを変えるような仕掛けはない。サッポは流しにかかったと思われたが、フックから右ハイでフィニッシュを狙う。打ち込まれたホーンバックルは、そのままケージに押し込まれ、一度として勝機を掴むことなく試合を終えることになった。結果、サッポがフルマークの判定勝ちを収めた。

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