この星の格闘技を追いかける

CBS中継でアフリクション提供、元UFC王者×IFL王者実現

急遽EXC出場が決まったオルロフスキー、UFCビッグネームのCBS登場は初めて[photo by MMAPLANET]10月4日(土・現地時間)、フロリダ州サンライズのバンクアトランティック・センターで開催されるEXCのCBSライブ中継第三弾「サタデーナイト・ファイツ」。

キンボ・スライス×ケン・シャムロック戦がメインイベントで行われる同大会で、非常に興味深いヘビー級マッチアップの実現が、24日(水・同)に発表された。

その一戦とは元UFC世界ヘビー級王者アンドレ・オルロフスキーと、IFL世界ヘビー級王者ロイ・ネルソンの一戦だ。もともとオルロフスキーは、10月11日(土・同)にラスベガスのトーマス&マック・センターで行われるアフリクション第2回大会でジョシュ・バーネットと対戦する予定だったが、同大会はキャンセルになった。


アフリクションのリングでは、UFC時代よりもアグレッシブになった姿を披露していたオルロフスキーの処遇が、宙ぶらりんにならなかっただけでも、この対戦カードの発表は朗報といえるだろう。

もともとオルロフスキーの対戦相手ネルソンも、10月11日大会でポール・ブエンテロと戦う予定だったことからも、この試合で戦う両者ともにアフリクションのブッキングであることが想像できる。アフリクション自体、今後の活動が流動的だったが、EXCと協力することが、この一戦から明らかになった。

UFCと並び、アフリクションTシャツの使用を厳禁としていたEXCだが、現場の責任者がゲーリー・ショーからジェレミー・ラッペンに変わったことで、このコラボは実現したと思われる。

EXCにとってカジュアルファンの知名度も抜群のオルロフスキーの登用、アフリクションにとっても契約下にある選手の地上波での露出と、両者にメリットをもたらす本コラボ。先行きが不透明な要素も少なくない両プロモーションの握手は、与党UFCに対し最大野党連合が成立したとみてよさそうだ。

■主要対戦カードは下記の通り

<ヘビー級/5分3R>
キンボ・スライス(米国)
ケン・シャムロック(米国)

<EXCウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]ジェイク・シールズ(米国)
[挑戦者]ポール・デイリー(英国)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレ・オルロフスキー(ベラルーシ)
ロイ・ネルソン(米国)

<女子140ポンド契約/5分3R>
ジーナ・カラノ(米国)
ケリー・コバルド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ムリーロ・ニンジャ(ブラジル)
ベンジー・ラダッチ(米国)

<女子140ポンド契約/5分3R>
クリスチャン・サイボーグ(ブラジル)
高橋洋子(日本)

<ライト級/5分3R>
マイク・アイナ(米国)
ジェームス・エドソンベウト(米国)

PR
PR

関連記事

Movie