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【UFC123】驚きを隠せないジャクソン、リマッチを約束

2010.11.21

■第11試合 ライトヘビー級/5分3R
ランペイジ・ジャクソン(米国)
Def.3R終了/判定
リョート・マチダ(ブラジル)

距離を取り、左、右へ回りながらローを見せるリョート。ランペイジは前に出る瞬間をうかがう。2発、3発とローを受けるランペイジ。そのローをかわし、距離を詰めるが、リョートはバックステップで下がる。次の左ローにカウンターを合わせようとしたランペイジが、左右のフックを振り回しながら前に出る。

組みついたランペイジは、リョートが距離を取ろうとしたところに右を見せる。左ローから、足を付き、そのまま軸足とし左ストレートを繰り出したリョートだったが、これは距離が合わない。遠い距離からのランペイジのフックも空振りに終わり、さらにローを2発受ける。ラウンド終了直前に前に出たランペイジだが、リョートはしっかりと距離を取り、初回を終えた。


2R、初回よりもプレッシャーを与えようと前に出るランペイジにヒザ蹴りを見せたリョート。ランペイジはローキックを受けながら組みつく。態勢を入れ替えたリョートの股間を、ランペイジのヒザが突き上げる。すぐに試合は再開し、リョートはローのフェイントや構え自体を変え、ランペイジを惑わせる。

ケージに詰めてヒザ蹴りを狙うリョートを抱えてテイクダウンを奪ったランペイジ。腰をコントロールされるも、リョートは手をついて立ち上がる。離れ際にパンチを見せたランペイジは、リョートが組みついてくると、再び右を合わせようとする。

ヒザをボディに突き上げたランペイジは、リョートのヒザを受けながらアッパーを返す。リョートの動きに先回りをしようとするランペイジだが、平行移動では行く手を阻むことができず、ここでもどちらとなく組み合う。

ワキの差し合いから支え釣り込みでテイクダウンを狙ったリョートに耐えるランペイジ。ラウンド終了間際にリョートが放った左の直突きが、ランペイジのアゴを打ち抜く。

最終回、逆にローを見せたランペイジ。前に出てパンチを振るうが、ステップバックでよけるリョートの顔面を捉えることができない。ランペイジの右フックと、同士討ちのように放たれたリョートの突きで、ランペイジが後退する。追撃のパンチから左ハイ、首相撲からヒザを繰り出したリョートに対し、ランペイジもフックで反撃に移る。

と、ここで虚を突いたように組みついたようにリョートがテイクダウンを奪う。ハーフからパスを狙うリョートは、キムラ・アームロックからパス、そしてマウントへ。残り1分で腕十字を仕掛けたリョート。立ち上がったランペイジが、スラムかというところで、リョートがフックを外し、スタンドに戻ると組みついてバックを奪った。

終了間際にバックを取った姿勢から、体を入れ替えヒールを狙ったリョートだが、これは失敗に。リョートはランペイジにトップを譲ったが、ラバーガードを取りパウンドを受ける前に試合はタイムアップを迎えた。

ジャッジの裁定は、29-28、28-29、29-28の2-1でジャクソンに。その瞬間、目を見開き驚きを隠せないジャクソンは、すぐにリョートの傍に駆け寄りリマッチを約束。「彼は素晴らしい試合をした。俺はしたくないけど、リマッチをするよ」と語る。

アグレッシブさが評価されたという見方もあるが、ローを確実にヒットしていたリョートが1Rを失うのは、なんとも言い難い。一方、「ベストを尽くした。ジャッジがランペイジを勝者にした。僕のいうべきことはない。UFC次第だけど、もう一度戦いたい」と言葉を残したリョート。昨年10月、論議を呼んだショーグン戦の判定勝ちのあとと同じように、やるべきことをし、ジャッジの判断に何もいうことはないという意見を、立場が変わっても貫いたリョートだったが、その表情は、当然納得のいっているものではなかった。

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