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【Strikeforce】メレンデスが青木を完封、フルマークで防衛

Melendez■第9試合 ストライクフォース世界ライト級選手権試合/5分5R
[王者]ギルバート・メレンデス(米国)
Def.5R終了/判定
[挑戦者]青木真也(日本)

【写真】日本を背負って戦った青木真也は、ギルバート・メレンデスの前に完敗を喫した (C) KEITH MILLS

ブーイング混じりに大きな声援を受けた青木、メレンデスには口笛混ざりの声援が集まる。ロングスパッツ姿でない青木が、左へ回りながらテイクダウンの機会をうかがう。前に出たメレンデスに対し、青木は首相撲の態勢に入るが、すぐに距離を取った。

ケージを背にして戦う青木に、メレンデスは左手を伸ばして距離を図る。手を前に出して、パンチの軌道を消す青木の指がメレンデスの右目を当たり、試合は一時中断。再開後、メレンデスの右に青木がテイクダウンを仕掛け、そのまま引き込んで腕十字へ。腕を引き抜いたメレンデスが、距離を潰して細かいパウンドを落として立ち上がった。


メレンデスの右と青木の前蹴りが交錯するなか、テイクダウン狙いを潰された青木が引き込むと、これに合わせて右のパウンドを落としたメレンデス。青木の左足を掴んで、さらにもう一発パウンドを落とす。青木の足を畳みながら、パウンドを見せたメレンデスだったが、青木は立ち上がり際、メレンデスの右をかわして再び距離を取る。だが、メレンデスは右ストレート、右ボディを見せ、首相撲からヒザを突き上げた。

1Rはポイント失った青木は、2R、前に出る。細かいパンチを合わせようとするメレンデスに、青木のテイクダウン狙いは潰され、引き込んだところで、再び足を持たれ、右を受ける。体を起こせないようパンチを遠い距離から繰り出すメレンデス、相当に青木対策を積んできたようだ。

先にメレンデスが立ち上がり、試合はスタンドへ。右ボディを打ち込んだメレンデス、ヒザからパンチを見せた青木はいつの間にか、鼻血を流している。メレンデスのパンチを正面から受けながらも、青木はヒザを合わせる。テイクダウン狙いのように近距離でガードを取った青木。メレンデスはすぐに距離をとり、ヒザをついて顔面を蹴らせないようにする。

ブレイク後、スタンドに戻るもすぐにトップを奪ったメレンデスが、パウンドを落としたところで2Rが終了となり、青木の劣勢は変わらない。

3R、そろそろ上を取りたい青木は、執拗にシングルを狙うが、メレンデスは左に体を捩じり足を引き抜くと、一瞬呆気に取られたような顔を見せ、ガードを取った青木のインサイドに自ら入っていく。ケージを背にした青木は、クローズドガードで手首を掴むが、メレンデスはすぐに後ろに下がって立ち上がる。

スタンドにもどると、青木のテイクダウン狙いは再び防がれ引き込むと場内からブーイングが起こる。米国では不利な試合スタイル、ブーイングもポイントも関係ない青木の狙いは一本勝ちに搾られているようだ。

引き込んでラバーを見せた青木だが。ギルバートは胸を起こし、青木はクローズドへ。メレンデスのパウンドが顔面、ボディ、さらに顔面に連続で襲いかかる。必死で手首を掴みガードを取り直した青木だが、レフェリーはここでブレイクを命じる。ヒザを突き上げる青木に、メレンデスは首相撲を嫌い距離を取ったところで3Rが終了した。

4R、ダブルレッグから引き込んだ青木。メレンデスは後方に下がり立ち上がる。引き込み、シッティングで距離を詰める青木には容赦ないブーイングがとぶ。

組みついては引き込みを繰り返す青木、そのたびにスタンドへ戻ることを命じられ、メレンデスをホールドすることができない。座ったままで、殴ってみろというアピールにも、メレンデスは涼しい顔でスタンド戦を要求する。予想以上の厳しい戦いが続く。

シッティング状態で前に出る青木に、ブレイクが掛るが、直後にメレンデスがパウンドを連打。有効打はなかったが、自らスタンドに戻ったメレンデスのペースが続き、4Rも終了した。

最終ラウンド、青木に残された時間は5分。スタンドで前に出る青木だったが、すぐにケージ際に追い込まれる。奥足にシングルを仕掛け、切られたところで目を抑える青木。すぐに試合は再開し、青木がラバーガードに。ようやくメレンデスとの距離を潰した青木だが、メレンデスはヒジを内側にいれ、さらには引き抜いてパウンド、そのまま距離をとって立ち上がる。

残り時間1分を切り、必死でクローズドガードの態勢をつくるも、メレンデスは体を起こして立ち上がる。残り30秒、引き込んでは立たされた青木。残り15秒で引き込み、パウンドを受けると、直後にまたもブレイク。最後まで、引き込み続け、パウンドを受けた青木はそのまま試合終了を迎えた。

判定の結果は、ジャッジ三者が50-45のフルマークという裁定で青木は敗れた。

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