【写真】写真では分りにくいが、バタフライグリップに見えたフィニッシュのRNC(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

＜ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合／5分5R＞
ビビアーノ・フェルナンデス（ブラジル）
Def.2R2分16秒 by RNC
ケビン・ベリンゴン（フィリピン）

間合いを測る両者、ビビアーノが右ローを蹴る。ベリンゴンも右ローを返すが、これはビビアーノがかわす。ベリンゴンのローにテイクダウンを合わせたビビアーノは切られた直後にダブルレッグを決める。ハーフで抑え、枕から肩固めを伺う。枕で固め、足を抜きにかかるビビアーノ。抜けないとみると細かいパンチを落とし、徹底してベリンゴンを徹底して立たせなかったビビアーノは残り20秒でスタンドに戻り、なぜかボディへの蹴りを見せベリンゴンを立たせてしまう。初回のリードはビビアーノだが、ONE裁定ではリードは少なく、抑えたビビアーノが疲弊した可能性もある。

2R、右ローを受けてバランスを崩したビビアーノは、直後に右足を取ってシングルへ。片足で左右のパンチを振るうベリンゴンだが、乗り過ぎており後方回転したビビアーノが、そのまま上を取り切る。抑えたビビアーノはスクランブルでバックへ。ビビアーノは絞めを狙い、スタンドから寝技に持ち込むとバタフライ・グリップでRNCを極め王座防衛に成功した。

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