【SHOMMA】ケーシーがハクソン・グレイシーに捧げる勝利
■ミドル級/5分3R
ケビン・ケーシー(米国)
Def.1R1分41秒/リアネイキドチョーク
チャド・バンス(米国)
【写真】対打撃に関しては、不安いっぱいなケーシーの戦いぶりだが、テイクダウンを奪った後は安定感タップリだった (C) Strikeforce
ヒクソン・グレイシーの茶帯で、日本のHERO’SでMMAデビュー戦を行なったケーシーが、SHOWTIMEオープニングファイトに登場、バンスと対戦した。
懐かしのブラジリアン柔術家バーリトゥードのスタンスから、バンスに組みついたケーシー。一度は突き放されたが、二度目のテイクダウン狙いの際、投げで態勢が潰れたところでバックを奪う。
バックマウントからバンスの背中を伸ばし、パンチからチョークを狙うケーシーは、グレイシー柔術のベーシック1の展開でタップを奪いストライクフォース・デビュー戦を飾った。
「ヒクソン・グレイシー柔術」と絶叫したケーシーは、直後に「ハクソン・グレイシー柔術」と今は亡きヒクソンの長男で、友人だったハクソンの名を叫んだ。