【WEC44】LC、ヌネスを打撃、テイクダウンで圧倒&大勝
■フェザー級/5分3R
LC・デイビス(米国)
Def.3R終了/判定3-0[30-26、30-26、30-26]
ディエゴ・ヌン(ブラジル)
【写真】打撃、テイクダウンでディエゴ・ヌンを圧倒したLC・デイビス。地味な戦いぶりだが、もう一つ上のレベルと戦ってどのような試合を見せることができるか (C) MMAPLANET
柔術出身のヌンが、低い態勢のダブルレッグを狙うが、がぶって試みを遮断したデイビスがヒザ蹴りを見舞っていく。ヌンはシングルに切りかえるが、ケージを背にしたデイビスはここでもヒザを繰り出す。自ら距離をとったヌンに対し、デイビスが反対にテイクダウンに成功する。ガードワークから潜り、スイープを狙うがレスリングが強いデイビスのトップキープを崩せない。
2R、後ろ回し蹴りが空を切ったヌン、打撃戦で劣勢のためテイクダウンを仕掛けるが、ここでもデイビスに凌がれ逆にトップを奪われてしまう。試合がスタンドに戻ると、それでもヌンは執拗にシングルレッグを仕掛ける。対してデイビスはギロチンから引き込んで、スイープ。結局のところデイビスがトップをキープしたままで2Rも終了となった。
最終回、両者ともスタミナを切らし、動きが鈍くなるなか、デイビスがパンチを多用し、またもテイクダウンを仕掛ける。ヌンはたまらずケージを掴むと、これで一発レッド。マイナス1ポイントを宣言されてしまう。
結局のこの減点も響き、ヌンは26-30×3で大敗。デイビスはWEC2連勝となり、ジワリとトップグループに近づいてきた。