【Shooto 30th Anniv.】韓国期待のキ・ウォンビンが再来日、阿部弟復帰戦で中川マイケルと
【写真】キ・ウォンビンはキム・ギョンピョと並び注目の来日歴のある韓流MMAファイターだ (C)MMAPLANET
22日(月)、サステインより5月6日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開かれる「SHOOTO 30thANNIVERSARY TOUR 30周年記念大会」でキ・ウォンビン✖ジョナタン・バイエス戦が組まれることが発表されている。
昨年11月の星野大介を1R腕十字で破り修斗初戦を飾っているキ・ウォンビン。かつてGladiatorに来日し岸本泰昭とねちっこいスクランブルマッチで惜敗を喫したが、確かな実力の持ち主だ。韓国ではROAD FCで岸本戦とは違ったバチバチの打ち合いをすることも少なくなく、結果ブルーノ・ミランダやムングトスズ・ナンディンエルデンらに殴り負けをしたこともある。修斗では殴り合いもできるウェルラウンダー振りを発揮できれば、ライト級タイトル戦線に浮上する力は十分に有している。
ただし、今回は2回戦でウェルター級マッチに挑み、対戦相手は在沖縄の米国人ファイター=バイエスだけに不確定要素の大きな試合となる。また19日(金)には「弟」こと阿部マサトシが2012年9月以来、実に6年7カ月振りの実戦復帰となるストロー級戦で中川マイケルと対戦することも明らかとなっている。
阿部裕幸の実弟マサトシは今もAACCで指導を続けており、グッドシェイプを保っているが42歳の年齢とこのブランクを考えると、不安が残る点は否めない。対するマイケルは東京都出身でハワイ在住の29歳。昨年12月のBellatorハワイ大会出場も判定負けを喫し、戦績が6勝4敗となったマイケルは田中路教のマネージメント職を辞し、現役ファイターとして最後の勝負=修斗からONE出場を目指し、初めて日本で戦う。
後楽園ホールダブルヘッダー、正午開始の第1部はメインが修斗世界ライト級選手権試合、松 光史✖小谷直之、修斗✖チーム・ラカイの対抗戦=岡田遼✖ジアン・クラウド・サクレッグ、箕輪ひろば✖ジャレッド・ライアン・アルマザン、黒澤亮平✖ジェロム・ワナワンやバンタム級の石橋佳大✖藤井信樹、齋藤翼✖イム・ジョンミンなどが組まれ、午後6時開始の第2部では修斗世界フライ級選手権試合=扇久保博正✖清水清隆、根津優太✖祖根寿麻、斎藤裕✖アギー・サルダリ、宇野薫✖デュアン・ヴァン・ヘルフォート、魚井フルスイング✖加藤ケンジ、美木航✖工藤諒司が組まれている。