【Bellator216】デビュー戦でフレッチャーを鉄槌で下したルレーダが「ありがとうテコンドー」と涙
<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ルレーダ(米国)
Def.1R2分55秒by TKO
コルビー・フレッチャー(米国)
ATT所属、テコンドーの元米国代表ルレーダのプロMMAデビュー戦。いきなり左ハイから後ろ回し蹴りを見せたルレーダだが、パンチは粗い。フレッチャーも右を返すと、ルレーダはスピニングバックキック、カカト落としを繰り出す。左から右と素早いワンツーを放ったルレーダは、思い切り振ったパンチから蹴りにつなげる。
右に回るルレーダに対し、フレッチャーは追いかけてワンツーを放つ。声を挙げながらパンチを繰り出すルレーダが、ワンツーから左ミドルを蹴るとフレッチャーが後方に倒れる。足を効かすことができなかったフレッチャーに鉄槌を続けたルレーダが、レフェリーがストップをかけるまで殴り続けTKO勝ちを決めた。
試合中の険しい表情から一転、涙にくれるルレーダは「小さな頃からずっと夢見た瞬間が来たの。マーシャルアーツの黒帯が通用するということを証明し、このやり方を世界とシェアすることが夢だったの。ありがとうスコット・コーカー、ありがとうATT。そして、ありがとう、私のマーシャルアーツ──テコンドー。今の私がオールラウンダーであるのは、テコンドーのおかげ」と声を詰まらせながら話した。