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【DEEP JEWELS23】佐藤絵美&あいの出場が決定!! 佐藤の対戦相手は、激ヤバ・タイ人ファイターに!!!!

Sato & AI【写真】佐藤とあいの出場が発表された(C) MMAPLANET

30日(水)、DEEPより3月9日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP JEWELS23にあい&佐藤絵美が出場し、それぞれ國保小枝、アムと対戦することが発表されている。


あいはKRAZYBEE所属で格闘代理戦争3rdシーズンに出場したレスリングベースの選手で、準決勝で古瀬美月の腕十字=見込み一本で敗れている。その後、RIZINに転じ仮面女子の川村虹花をマウントパンチに破っており、テイクダウンとグラウンドコントロールは国内女子MMAにあってもトップ級の力を誇っているといっても過言でない。

何よりも魅力なのが、古瀬に敗れた際に見せた「タップをしていない」という意志表示に表れた気持ちの強さと勝負への拘りだ。JEWELS参戦が、あいが本格的にMMAを究める第一歩であるなら非常に興味深い出場となる。

危険な香りがしまくりのアム(C)DEEP

危険な香りがしまくりのアム(C)DEEP

一方、ママさんファイターの佐藤は出産のブランク後は修斗とJEWELSで4連勝中。今回はデビュー戦のソン・ガヨン戦以来の国際戦となる。対戦相手のアムはスワナン・ブンソーンの名前で活躍するタイ人で、MMAではキャリア2勝1敗ながら昨年11月にFull Metal Dojoで──あのローマ・ルクンブミーを腕十字で下している超アブナイ選手だ。

ローマの強さは昨年1月のINVICTA FCや8月のパンクラスでの勝利でファンも承知のところだろう。そのローマと打撃で真っ向勝負し、首相撲でも崩されない。最後は蹴り足を掴まれたところからのスクランブルでバックを奪取し、前方に落とされそうになりながら腕十字を極めてタップを奪った。

もともとムエタイ出身のアムはWMC女子ピン級王者で、そのベルトをローマに奪われてはいるが女子ムエタイのトップ中のトップだった。その後、暫くの間は柔術やグラップリングを本格的に取り入れ、昨年4月にアブダビ・ワールドプロ49キロ級で3位を獲得、柔術ではONEで活躍中のリカ・イシゲにも勝利している。

それでも佐藤は寝技では対抗できるだろう。ただし、如何に寝技に持ち込むのかが大きな問題となっている。アムの左ミドルや、首相撲でのヒザはそれだけで試合を終わらせる威力を有している。そしてローマ戦で見せたように組み力も強い。佐藤としては長身&リーチの長さを利して戦いたい。飛び道具にはなるが、一発被弾を覚悟の上で飛びつき十字、もしくはジャンピングガードで寝技に持ち込んで下からの極めやスイープでトップ奪取──という乾坤一擲の勝負を仕掛ける必要がある。

それにしても、危険なファイターを招聘したJEWELSだ。

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