【UFC104】リベラ、ガス欠キモンスからTKO勝利
■第3試合 ミドル級/5分3R
ホルヘ・リベラ(米国)
Def.3R1分53秒/TKO
ロブ・キモンス(米国)
【写真】地道にUFC連続参戦4年目、4勝2敗としたホルヘ・リベラ (C) ZUFFA
距離を詰めてパンチから、組みついたキモンスは、ケージを背にしながらヒザ蹴りをボディに繰り出すリベラに、ボディフックから、再び組みついた。ヒザを蹴り合う両者、距離を取ったキモンスだったが、すぐに組みつき試合の展開に変化はない。
ショートフックから組みつくキモンスをいなせないリベラだったが、ようやく首相撲からキモンスをケージに押し込む。ギロチンを狙ったキモンスに、右フックをヒットさせたリベラは続いてボディにヒザを見舞っていく。
首相撲を逃れ、距離を取ったキモンスは再びリベラのパンチを受け、ケージに押し込まれる。キモンスは首相撲からヒザをボディに受けつつ、ダブルレッグからテイクダウンを奪うことに成功。ケージにリベラを押し込み、ハーフからエルボー&鉄槌を落とすと、ここで1Rが終了した。
2R、首相撲狙いのリベラにシングル→ダブル→シングルレッグを仕掛けたキモンスだが、テイクダウンに至らず、距離を取ったリベラのパンチを受ける。リベラはキモンスのシングルレッグを潰すと、トップを奪いハーフから顔面にパウンドを落とす。潜ったキモンスは、エレクトリックチェアーの態勢になるが、両足を畳んだリベラはトップをキープし、フルガードに戻したキモンスにパウンドを続けた。
シングルを潰され、背中を見せたキモンスはガスアウト状態に。動きが遅く、疲れの表情を見せるキモンスへパウンドを連続するリベラ。自ら立ち上がったリベラは、首相撲からヒザを狙うが、キモンスはフックで反撃を試み、決定打を許さない。
最終ラウンド、ダーディボクシングから、左右のストレートでダウンを奪ったリベラ。グラウンドでエルボー連打すると、キモンスは額をカットする。上半身を真っ赤に染めたキモンスへ、ここでドクターチェックが入る。再開後、パウンドを集中するリベラに対し、キモンスは両手を顔を覆うだけでディフェンスもままならなくなり、TKO負けとなった。