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【Bellator200】母国でケイト・ジャクソンが、ヤンコヴァをグラウンドで圧倒。キャリア初黒星をつける

<女子フライ級/5分3R>
ケイト・ジャクソン(英国)
Def.3-0:30-26.30-26.29-27
アナスタシア・ヤンコヴァ(ロシア)

打撃の展開からすぐにジャクソンをケージに押しこんだヤンコヴァが、引き込んだジャクソンからトップを奪取も、スイープで下にされる。直後にマウントを奪われたヤンコヴァが、殴られたところで背中を向ける。RNCに入ったジャクソン、ヤンコヴァは胸を合わせ何とか窮地を脱する。それでもしゃがんだ体制のヤンコヴァの背中に乗った状態のジャクソンがパンチ、エルボーを後方から叩きこむ。

体を起こそうとすると絞めを狙われるヤンコヴァは、懸命に右手首を掴んで防御するが、ジャクソンは左手でパウンドを続ける。粘るヤンコヴァは上を向き、ハーフガードを取る。ジャクソンは鉄槌を落とし、パスからマウントと取ったところで初回が終わった。

2R、サイドキックを見せる弱祖は、組んできたヤンコヴァをケージに押しこみ、シングルレッグで豪快にリフトアップしてテイクダウンに成功する。ハーフのヤンコヴァにパンチを落としたジャクソンが、トップから攻勢を強める。さらに足を払ってテイクダウンを狙うジャクソンが、シングルに来たヤンコヴァをケージに詰める。右腕を差したヤンコヴァに対し、ジャクソンは小手投げから前転し足関節を狙う。ヤンコヴァは上を取り、左のパンチで逆襲へ。それでもヒールに入ろうとするジャクソンの試みをヤンコヴァが潰したところで、ラウンド終了を迎えた。

最終回。初回は明確に、2Rも恐らくは取っているジャクソンに対し、ヤンコヴァが左ミドルハイからワンツーで距離を詰める。組んでシングルでケージに押しこんだジャクソンは、そのままバックを取る。胸を合わせたヤンコヴァだが、ハイクロッチで押しこまれ厳しい展開が続く。ダブルに切り替えたジャクソンは、ここを取れないとなると離れて打撃戦へ。

しかし、ここでテイクダウンを決めたヤンコヴァがハーフからパウンドを打ちつけ、パスに成功する。疲れたのか、動きが止まったジャクソンだが、スクランブルで強引にテイクダウンを狙ったヤンコヴァからトップを取るとハーフからマウントを奪取して、パンチを落としつつバックマウントへ移行する。上を向き直したヤンコヴァにパンチを落とし、再びバックからパンチを入れるジャクソン。ヤンコヴァは上を向いても、下を向いてもパンチとエルボーを被弾しながらタイムアップを迎えた。

ジャッジの裁定は文句なしでジャクソンに。キャリア6戦目でヤンコヴァは初黒星を喫し、ベラトール女子フライ級タイトル戦線で遅れを取ることとなった。

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