【Road FC47】オフィシャルジムを開いた北京で、無差別級GP開幕戦=カンフーパンダ・アオルコロ出場
【写真】過去3戦は藤田和之、増田裕介、川口雄介という日本人ファイターに勝利しているアオルコロ。今回の無差別級トーナメントに日本人選手の出場はなさそうだ(C)MMAPLANET
26日(月・現地時間)、ROAD FCより5月12日(土・同)に中国・北京のキャデラック・アリーナでRoad FC47が開かれ、2018年無差別級トーナメント開幕戦にアオルコロが出場することが発表された。
2015年12月の上海大会より、中国で5度のイベントを開催してきたロードFCにとって北京でのイベント開催は2016年4月のロードFC30以来となる。前回はキャパシティ12000人の北京工人体育館が使用されたが、今回は北京五輪のバスケットボール会場だった五棵松(ウクソン)体育館がネーミングライツにより名称変更がなされた20000人収容の大箱で行われる。
同発表では無差別級GPの初戦としてロードFC中国舞台のエース、カンフーパンダことアオルコロの出場のみのアナウンスとなっているが、大会告知のフライヤーには8人のファイターが国旗を背景に黒塗りで紹介されており、アオルコロ以外の7名はそれぞれ中国、オランダ、ルーマニア、韓国、豪州から1名、そして米国人が2選手となる模様だ。
ロードFCでは無差別級王者にマイティ・モーを認定しており、3月は挑戦者ミョン・ホンマンの負傷欠場でタイトル戦の機会を逸しているが、果たして両者の出場はあるのか。
政治的には微妙な関係のある中韓関係だが、ロードFCは北京にも格闘技スペース、フィットネス、そしてラウンジを設けたオフィシャルジムをオープンさせるなど、着実に中国に拠点を築きつつある。
そんなロードFCの目玉企画、100万ドル争奪ライト級トーナメントの決勝=マンスール・ベルナウイ×シャミール・ザフロフ戦が今大会で組まれるのか。両者ともムスリムで同大会直後にラマダンになる点がやや気になるが、トーナメント以外のカード発表を待ちたい。