【UFC100】フィッチ、新鋭チアゴに危なげない勝利
■スウィングバウト ウェルター級/5分3R
ジョン・フィッチ(米国)
Def.3R終了/判定
パウロ・チアゴ(ブラジル)
【写真】チアゴのギロチンにも慌てることなく、いつも通りの戦いを貫いたフィッチが判定勝利を挙げた (C) ZUFFA
PPV放送時間の調整により、メインイベント後に行われたフィッチ×チアゴのウェルター級戦。右ストレートを二発、さらにローを見せるフィッチが、右ストレートと同時にテイクダウンを仕掛けるも、チアゴはギロチンへ。
執拗にギロチンを狙うチアゴに対し、フィッチは残り2分で首を引き抜くことに成功。バックに回ろうとしたフィッチをシングルレッグに捉えたチアゴに、フィッチも手首をコントロールし、アームロックのような態勢で膠着する。
2R、組み付いてすぐにテイクダウンに成功したフィッチ。フィッチはチアゴの腰をコントロールし続け、バックを制し、そのままこのラウンドを終えた。最終回、これまでと同じようにテイクダウンを奪い、腰をコントロールしたフィッチは、チアゴが立ち上がると、バックグラブとなったが、後方に思い切り倒れこんだため、フックとクラッチが緩み、トップを奪われてしまった。
フィッチがすぐにシングルレッグを狙うと、再びギロチンを仕掛けたチアゴ。だが、首を抜かれ背中を預けてバックグラブを許すと、パンチからチョーク、チョークからパンチとポジショニングで圧倒したフィッチが、3-0で判定勝ちを収めた。