【HEAT41】詳細─02─クリンチを見せ、勝ちに拘った藤田が──勝負を賭けた右に右を合わされTKO負け
23日に名古屋市港区の愛知県武道館で開催されたHEAT41から、メインのHEATヘビー級王者イ・サンス×藤田和之戦の模様をお伝えしたい。
<無差別級/5分3R>
イ・サンス(韓国)
Def.1R3分59秒by TKO
藤田和之(日本)
テイクダウンの気配を見せながら、左ジャブ、イ・サンスが右を当てると距離を取り直し、踏み込みながらの右フック、離れて一では左ジャブを引き続き伸ばす。右ローで前足を蹴られ、左ジャブの相打ち、離れて右を被弾した藤田の動きが一瞬止まる。ならば右オーバーハンドから左フックを入れたが、手数&精度ともイ・サンスが藤田を上回っている。
ここでクリンチの攻防となり、ケージに押し込まれた藤田が、態勢を入れ変えようとしてもイ・サンスが許さない。この後、ブレイクとなり両者が離れ、いよいよイン・サンスの圧力が強くなるなか、藤田は左ジャブを当てるとシングルレッグのフェイクを織り交ぜ、左から右を振るって前に出る。
このタイミングでイ・サンスの右が先に藤田の顔面を捉えダウンを奪う。マットに両手と両ヒザをつき、イ・サンスが左手でホールドし右のパンチを打ち続けて勝負は決した。
■ HEAT41試合結果
<無差別級/5分3R>
イ・サンス(韓国)
Def.1R3分59秒by TKO
藤田和之(日本)
<フライ級/5分3R>
アザマット・カレフォフ(ロシア)
Def.exR 2-1
春日井たけし(日本)
<キック57キロ契約/3分3R>
ライカ(日本)
Def.exR 2-1
鈴木万李弥(日本)
<ヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(韓国)
Def.1R2分20秒by KO
HULK(日本)
<ミドル級/5分3R>
パク・ジョンヨン(韓国)
Def.3R1分10秒by TKO
ANIMAL☆KOJI(日本)
<キック72キロ契約/3分3R>
ヘナン・マサ(ブラジル)
Def.2R1分01秒by KO
TOMO(日本)
<フライ級/5分3R>
クラウディオ・ルーカス(ブラジル)
Def.1R4分09秒by RNC
山本聖悟(日本)
<キック57キロ契約/3分3R>
ヘンリー・セーハス(ボリビア)
Def.1R1分03秒by KO
一仁(日本)
<キック63キロ契約/3分3R>
増井侑輝(日本)
Def.exR 3-0
安川侑己(日本)
<NEWAGEキック・ウェルター契約/2分3R>
ヒマラヤン・チーター(ネパール)
Def.1R1分11秒by TKO
ねぎ魔人(日本)