【Ultimate Chaos】微妙な一戦……、アイブル大勝
<ヘビー級5分3R>
ギルバート・アイブル(オランダ)
Def.1R2分10秒/TKO
ペドロ・ヒーゾ(ブラジル)
【写真】ギルバート・アイブルのパウンド5発を受けて、ピクリとも動かないペドロ・ヒーゾ。今大会はレフェリーの質が悪かった (C)KEITH MILLS
ブラジル人とオランダ人ファイターが戦うダブルメインのファーストマッチは、アイブルが左ローをまずヒットさせたが、右ミドルを放った際に後方に倒れ、苦手のグラウンドワークを強いられてしまう。
インサイドから鉄槌を落とすヒーゾは、垂直気味にエルボーを落とすがレフェリーは斟酌していない。一瞬の隙をついて立ち上がったアイブルの左ハイが頭をかすめたヒーゾは、テイクダウンを狙うが、そのままバランスを崩し、前方に転がるように腹這いになってしまった。
無防備になったヒーゾの顔面に、思い切りパウンドを落としたアイブル。3発目のパウンドで、ヒーゾは無反応となったが、レフェリーはさらに2発パウンドが落とされたところにオットリ刀で分けて入り、試合をストップ。
インパクト大の勝利を収めたアイブルは、「ホテルに戻ってパーティだ。次はアフリクション、そのあとは分からないけどUFCかな。とにかくベルトが欲しい。ジョン・ルイスにグラウンドゲームを習っているし、少しずつ成長するからもう少し時間をくれ」とコメントした。