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【Bu et Sports de combat】 仁木柔道。失われつつある技を伝える─03─引き込み返しから小内刈り&内股

Niki sensei【写真】毎回のようにくどくなってしまうが、技の切れと共に技を仕掛ける際の闘志が凄まじい仁木七段 (C)MMAPLANET

高専柔道の技術を後世に伝え、在野の達人と言われる仁木征輝七段。投げ技にも長じ、レスリングで全日本選手権出場、合気道も学んだ仁木七段のエッセンスがつまった仁木柔術の真骨頂は、投げで崩して極める──「待て」に対応した技だ。

仁木七段の歴史に関しては、現在発売中のFight & Life誌Vol.63で掲載されているが、9月某日に仁木七段が東京都立川市のネクサセンス柔術&MMAスクールで講習会を行った際に指導してくださった技術をここで紹介したい。

第3回は引き込み返しの組み手から、踏ん張った時の連係を紹介しよう。


■引き込み返しの組み手からの小内刈り、内股

ここではこれまでの喧嘩四つから相四つに

ここではこれまでの喧嘩四つから相四つに

同じように正面に立たないよう相手の左横に体を踏み込み

同じように正面に立たないよう相手の左横に体を踏み込み

相手を前に崩す

相手を前に崩す

左手で肩越しに帯を掴む。ここまでは前2回と同じだ

左手で肩越しに帯を掴む。ここまでは前2回と同じだ

相手が引き込み返しで返さマイと踏ん張ってくると、小内刈り

相手が引き込み返しで返さマイと踏ん張ってくると、小内刈り

06

あるいは、内股で

あるいは、内股で

投げる

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