【RFC44】ライト級T優勝まであと二つ!下石康太が抜群のテイクダウンと安定の寝技で一本勝ち
<ライト級T準々決勝/5分3R>
下石康太(日本)
Def.2R4分49秒 by 腕十字
バオ・インカン(中国)
サウスポーに構える下石がしっかりと自分の距離をキープする。インカンがパンチで前に出ていくと、そこに下石が左右のフックを打ち込む。下石は重心を低く落として左右にステップしながら左ストレート、右フックを打ち込む。ここから組みついてテイクダウンを奪うと、しっかりとトップキープしてパンチを落とす。
一度はインカンにブリッジでポジションを返されるも、下石はフロントチョークを狙いながら立ち上がり、再びテイクダウンを奪ってパンチを連打。最後はマウントポジションからパンチを落として初回を終えた。
2R、ここもしっかりと自分の距離をキープする下石。インカンは右ストレートで飛び込んでくるが、下石はバックステップして距離を取り、逆に左ストレートを打ち返す。距離を測る展開の中、下石は左ストレートをボディに振って、インローを蹴る。ここからテイクダウンにつなげ、ハーフガードでトップポジションをキープする。
インカンはブリッジでポジションを返そうとするが、下石はそれに合わせて足を抜いてアームロックへ。再びインカンがブリッジを効かせると、その動きに合わせて腕十字に移行し、最後は裏十字の形でインカンからギブアップを奪った。