【Bellator187】AJ・マッキー、ギャラガー戦を見据えてのムーアとの戦い
【写真】ギャラガー欠場が生んだメインイベント=マッキー×ムーア(C)MMAPLANET
10日(金・現地時間)、アイルランドはダブリンの3アリーナで開催されるBellator187「McKee vs Moore」。今大会はBAMMAとの合同イベントで、米国で行われるズラリとローカルファイターが並んだプレリミのない、コンパクトなカード編成となっている。
メインはイベント名にあるようにフェザー級でAJ・マッキーとブライアン・ムーアが戦う。本来は今大会では北アイルランドの新鋭ジェイムス・ギャラガーがジェレマイア・ラビアーノと戦い、マッキーはジェレミー・ペットリーと、そしてムーアはアンドレ・ゴンカウベスと対戦予定だった。しかし、ギャラガーがヒザの負傷で欠場し、カードがシャッフルされた経緯がある。
もちろん、ベラトールとしてはギャラガーとマッキーが揃って勝利し、次に戦うとアピールし合う――そんな青写真を描いていたに違いない。大西洋を挟んだ未来のエース対決――ベラトール・ユース選手権構想は儚くもギャラガー欠場により、プランBに。マッキーが11勝8敗の相手から10勝5敗のムーアとマッチアップされることとなった。
当然、ベラトールとしてはマッキーに負けてもらっては困る。マッキーが勝てば、欠場しようがケージの外で戦況を見守るギャラガーを挑発すればストーリーは続行される。つまりポール・デイリー×ジョシュ・コスチェックのような流れにもっていけるというわけだ。ただし、MMAはMMA。何が起こるか分からない。アーロン・ピコを破ったザック・フリーマンのように、ムーアがアップセットを起こす可能性も当然のようにある。
オーソながら組んだ時は左の差しが強く、ボディコントロールにも優れているムーアだが、マッキーの流れのある動きを止める手立てとなるのか。止められて困るのはマッキーだけでなく、スコット・コーカーも同じ気持ちだろう。
■ Bellator187対戦カード
<フェザー級/5分3R>
AJ・マッキー(米国)
ブライアン・ムーア(アイルランド)
<女子フェザー級/5分3R>
シネード・カヴァナグ(アイルランド)
マリア・カサノヴァ(フランス)
<ミドル級/5分3R>
チャーリー・ウォード(アイルランド)
ジョン・レモンド(アイルランド)
<165ポンド契約/5分3R>
ケビン・ファーガソンJr(米国)
フレッド・フリーマン(米国)
<フェザー級/5分3R>
デッキ―・ダルトン(英国)
アンドレ・ゴンカウベス(ポルトガル)
<女子フライ級/5分3R>
ブルック・マヨ(米国)
ケイリン・ネイル(米国)
<161ポンド契約/5分3R>
ポール・レッドモンド(アイルランド)
セルジオ・サントス(ブラジル)