【SHOMMA】元UFC戦士グーゲルが白熱の打撃戦に勝利
<160ポンド契約/5分3R>
ジョージ・グーゲル(米国)
Def.3R終了/判定
コナー・ヒュン(米国)
【写真】危なげなくコナー・ヒュンを破ったジョージ・グーゲルだが、王者トムソン×メレンデスの間に入っていくのは、ややインパクト不足か (C) STRIKEFORCE
元TUFファイターのジョージ・グーゲルと、MTVのブリーズ・ビードダウンに出演したコナー・ヒュンが対戦した。
ローで攻めるグーゲルに対し、鋭いアッパー、フックをみせるヒュン。ヒュンがバランスを崩し、尻餅をついても、グーゲルは「立ってこい」とばかりにスタンド戦を求めていく。すると、期待通りの激しい打ち合いを繰り広げ、ローで削り合う160ポンドのキャッチウェイト戦は、2Rへ。
ジャブを伸ばすヒュンに、グーゲルはワンツーから左フックとコンビネーションを披露。ヒュンはグーゲルの首根っこを捕まえ、小刻みなアッパーからヒザ蹴りへ。グーゲルも負けじと打ち返した後、ハイキックを繰り出す。強引にペースを引き戻そうとするグーゲルだったが、ヒュンも呼応し、残り1分では足を止めての連打で喝采を浴びた。
3R、前に出てストレートを伸ばしていくヒュンに、ケージを回りながらパンチを返していくグーゲル。残り2分、蹴り足をキャッチしたヒュンが、ストレートで勢いもろともグーゲルを倒したが、すぐさま上を取り返したグーゲルが細かいパウンド。ヒュンも巧みに立ち上がり、ラスト1分、勝負はスタンドへ。
両手を掲げてファンを煽るグーゲル。最後まで激しい拳の交換を続けた両者は、試合終了とともに抱き合い、互いの健闘を称え合ったが、判定の結果はグーゲルに軍配が上がった。