【Pancrase287】朱里と女子ストロー級王座を争うキンバリー・ノヴァス 「UFCへ行くのは私」
【写真】ムエタイやキックを合わせてプロ戦績は9試合、アマで50戦ほど試合経験があり敗北は5試合だけと本人の弁。柔術は青帯らしい (C)PANCRASE
25日(木)、東京都渋谷区の和術慧舟會HEARTSにて、28日(日)にディファ有明で開催されるPancrase287に出場するブラジリアン3選手、ハファエル・シウバ、キンバリー・ノヴァス、タイアニー・ソウザの公開練習が行われ、それぞれが共同取材に応じた。
まず朱里と初代女子ストロー級王座決定戦=QOPTに出場するノヴァス、ガチ強は落ち着いた表情で確かな自信を伺わせていた(要約)。
──今のコンディションはいかがですか。
「日本は2度目で、とても体調はいいわ。日本はファンの皆が選手のことを尊敬してくれるので大好きなの」
──ミドルネームにタナカとありますが、日系ブラジリアンということですか。
「えぇ。母方の祖父が日本人でタナカが苗字にはいっているの」
──朱里選手の印象を教えてください。
「試合のビデオを見て、打撃が得意な選手なので手の合う相手だと思う。激しい試合になるわ」
──朱里選手は勝ってUFCへ行きたいと言っています。
「そう言っているのを知っていたけど、残念ながら勝つのは私だから。なかなか試合ができなくて、UFCへ行けなかったので良いアピールになる試合をして、私がUFCへ行くわ。そしてシュリが哀しみにくれているわね」
──朱里選手はキャリア4戦です。これまでの相手と自分は違うという気持ちはありますか。
「これまでの選手のことを軽視することないし、良い選手だったと思っている。でも、彼女たちは経験不足。2、3試合しか経験していない選手より私の方が上よね。スタンドでもグラウンドでも私の方が経験豊かだし、私の方が強いわ」
──シュートボクシングとMMA、気持ちの違いはありますか。
「SBはルールが違うし、オファーが直前だったのであのルールに慣れることができなかった。投げる時にヒザをマットについちゃいけないとか、細かい点を把握できていなくて、減点されちゃって。私自身はMMAの方が慣れているから、この方が戦いやすいのは確かね」
──減量はあとどれくらいですか。
「もう2キロ少しね」
──このところMMAの試合が少ないのですが、何か理由があったのですか。
「2014年までケガをしていてあまり試合ができなかったのと、2015年は妊娠していたので試合はできなかったの。でも、妊娠6カ月まで気付いていなくて、その間は試合にでてしまったのよ……。それからはブラジルでは相手がいなかったというのもあるわ」
──ファンに一言お願いします。
「ブラジルを代表して戦うので、練習もしっかりしてきたわ。KOで勝てるよう頑張るので、応援お願いします」
■ Pancrase287対戦カード
<フェザー級/3分3R>
近藤孝太(日本)
平山学(日本)
<フライ級/3分3R>
廣中克至(日本)
井上皓平(日本)
<バンタム級KOPT/5分5R>
[王者]石渡伸太郎(日本)
[挑戦者]ハファエル・シウバ(ブラジル)
<ストロー級QOPT/5分5R>
朱里(日本)
キンバリー・ノヴァス(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
日冲発(日本)
田中半蔵(日本)
<女子ストロー級/5分3R>
三浦彩佳(日本)
タイアニー・ソウザ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
若松佑弥(日本)
古間木崇宏(日本)
<バンタム級/5分3R>
佐久間健太(日本)
福島秀和(日本)
<ライト級/5分3R>
石川英司(日本)
冨樫健一郎(日本)
<ストロー級/3分3R>
江泉卓哉(日本)
前山哲兵(日本)
<ネオブラッドTライト級/3分3R>
山本雄希(日本)
深谷誠(日本)
<ネオブラッドTライト級/3分3R>
太田裕稀(日本)
ブラック・コンバ(日本)
<ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
堀江圭功(日本)
手塚勇太(日本)
<ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
藤﨑航汰(日本)
小島勝志(日本)
<ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
齋藤拓矢(日本)
鬼山斑猫(日本)
<ネオブラッドTフェザー級/3分3R>
木村一成(日本)
直斗(日本)
<ネオブラッドTバンタム級/3分3R>
髙城光弘(日本)
坂野周平(日本)
<ネオブラッドTバンタム級/3分3R>
山本哲也(日本)
萩原一貴(日本)
<ネオブラッドTフライ級/3分3R>
赤崎清志朗(日本)
渡辺竜也(日本)
<ネオブラッドTフライ級/3分3R>
鈴木千裕(日本)
川端康(日本)
<ネオブラッドTストロー級/3分3R>
高島俊哉(日本)
後藤琢也(日本)
<ネオブラッドTストロー級/3分3R>
御代川敏志(日本)
松村慶(日本)