【RFC36】体重超過のクンツ、大カットにもスタミナ切れたホン・ヨンギを絞めで下す
<ライト級Tトライアル1回戦/5分3R>
レオ・クンツ(米国)
Def.3R1分47秒by RNC
ホン・ヨンギ(韓国)
体重を50グラム落とし切れず、マイナス5Pからスタートとなったクンツ。ホン・ヨンギはライト級に戻し、肌艶はフェザー級の時よりずっと良い。ホン・ヨンギが開始直後に組んで、クンツをケージに押し込む。小外掛けを防いだクンツだが、ケージを背負った状態が続く。離れたホン・ヨンギにクンツがワンツーを狙う。
右の前蹴り、続く右ヒザがクンツの顔面に。さらに左ミドルを当てたホン・ヨンギが、組んでテイクダウンへ。スクランブルになり、ボディロックを取られながら立ち上がったクンツの左眉の辺りが大きくカットしており、ドクターチェックが入る。
ヒザでカットしたクンツだが、試合再開が認められる。左ミドルを入れて組んだホン・ヨンギが、ここもケージにクンツを運ぶ。ボディにヒザを入れ、バックに回ったホン・ヨンギがクンツを後方に投げる。立ち上がったクンツはケージを背にした状態が続き、すぐに傷口も開いて鮮血が噴き出している。離れたホン・ヨンギが右前蹴り、クンツは右と見せて組みに行くと投げを打つ。ヒザをついたホン・ヨンギがスタンドに戻った直後に初回が終了した。
2R、クンツは勢いよくパンチを繰り出し、ホン・ヨンギが間合いを取り直す。ホン・ヨンギの後ろ回し蹴り後に組んだクンツだが、逆にケージに押し込まれる。離れたホン・ヨンギは左前蹴りから右フック、組んで前方にクンツを崩すと後方からパンチを連打する。スタンドに戻ったクンツは蹴りを狙われながら、足払いで崩し、立ち上がってホン・ヨンギを手で払い倒す。
ホン・ヨンギが初回の組みで疲れたか、動きが落ちておりクンツにテイクダウンを奪われる。ボディへパンチ、顔面に鉄槌を落とすクンツ。ボディへの連打に対し、ホン・ヨンギが疲れ切った表情を見せる。立ち上がってローを蹴り込むクンツが、飛び込んで右のパウンドも空振りに。そのままトップをキープし2Rが終わった。
3R、完全に疲れた様子のホン・ヨンギは、ステップを踏むが足がよろける。クンツはパンチを連打し、組んでハイクロッチでテイクダウンを狙う。組み替えて、ヒザをボディに入れたクンツがボディロックから組み伏せる。バックマウントを狙ったホン・ヨンギは、足を捌かれ逆に立ち上がり際にバックを許す。
左腕でアゴの上から絞めつけたクンツ、ホン・ヨンギはタップ──スタミナ切れで自滅した。