【Bellator111】バンタム級世界戦ダンタス×シウバ&ヘビー級T
【写真】フラメンゴにあるノヴァウニオン所属の王者ドゥドゥ・ダンタスと、ボタフォゴのヘナヴァソンFT所属のハファエル・シウバ。柔術×ルタの一戦は、ある意味サッカーよりもスピーティとなった(C)KEITH MILLS&Bellaor MMA
9日(木・現地時間)、Bellatorより3月7日(金・同)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノで開催されるBelaltor111の大会概要が発表され、世界バンタム級選手権試合とシーズン10ヘビー級トーナメント準決勝4試合の顔合わせが明らかとなった。
ベラトール111のメインは世界バンタム級王者ドゥドゥ・ダンタスにハファエル・シウバが挑むブラジリアン同士の一戦だ。2013サマーシリーズの4人制トーナメントでホドリゴ・リマとアンソニー・レオーネを倒し挑戦権を獲得したシウバはルタの名門ヘナヴァソン・ファイトチームに属し、キャリア21勝3敗を誇る。
これが2度目の王座防衛戦となるノヴァの柔術王子ドゥドゥは、今回の対戦に対し「常に撲がベラトールの本当のチャンピオンだと証明したと言ってきた。ベラトールの世界バンタム級王者であることは、僕の夢、偉業を達成したことになるからね。ハファエルは友達だ。でも、(初防衛戦の相手で、ノヴァウニオンのチームメイト)マルコ・ロウロは兄弟のような間柄だった。これは僕の仕事だ。私情は挟まない」とコメントしている。
一方のチャレンジャーも「エドゥアウド・ダンタスのことはファイターとしても、人間としても好きだ。僕らは良い友人だから、彼の試合の時はいつも応援してきた。ファイターとしてもとても優秀だ。でも、僕はこの試合の意味を理解している」と語っている。
ベラトール最軽量の世界をメインとする同イベントは、シーズン10ヘビー級Tの開幕戦となり、カードは下に譲るが、米国、豪州、ロシア、ブルガリアから、MMA的多士済々なメンバーが集まったといえる。世界ヘビー級王者ヴィタリー・ミナコフへの次期挑戦者は、シーズン9ヘビー級T優勝のチーク・カンゴに決まっており、その勝者への挑戦権が今回のトーナメントで争われることとなる。
Spikeでの中継が始まった昨年を飛躍の年としたベラトール、今大会のナンバリングが111となっていることもあり、シーズン10開幕戦となる110回大会は3月1日に開幕されることが予想される。
■Bellator MMA 111 発表済みカード
<Bellator世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]ドゥドゥ・ダンタス(ブラジル)
[挑戦者]ハファエル・シウバ(ブラジル)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ライアン・マルチネス(米国)
レイバー・ジョンソン(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ピーター・グラハム(豪州)
マイティ・モー(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
マーク・ホラタ(米国)
<シーズン10ヘビー級T準々決勝/5分3R>
ブラゴイ・イワノフ(ブルガリア)
リック・ヘール(米国)