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【RFC34】巨漢アオルコロ戦に向けて、川口雄介「これまでやってきたことを出し尽くしたい」

yusuke-kawaguchi【写真】体重は往事より減ってしまっているようだが、グッドシェイプに写る川口だ (C)KAORI SUGAWARA

19日(土・現地時間)に中国は河北省(ホーベイ)の石家庄(シーチャーチュワン)、河北体育館で開催されるRoad FC34で巨漢アオルコロと対戦する川口雄介。

糖尿病の影響で引退を決意した川口が、ロードFC中国大会出場に関してどのような気持ちで了承したのか。カウントダウンが始まった川口が今回の試合に関しての以下のように想いを語ってくれた。


川口雄介
「とにかく調子が良くて、体調も良いので明日が楽しみというか気持ちが乗ってきています。相手は映像を見ても、会見の時でも大きなとは確認はできていたのですけど、50キロぐらいの体重差があるんだなって(笑)。

でも、別に大きな選手とやるのはこれが初めてではないので、いつも通りのことですから。

一応、海外はこれが最後かもしれないですけど、基本的にどんなオファーでも来たら受ける。それが引退するからというのは関係なく、オファーが来るうちが花という気持ちでやっています。今回もこうやってオファーをいただけたので受けるべきだと思って来ました。

36歳で引退は早いと言われるのですが、糖尿病がかなり深刻で。ヘビー級でやっていくのは厳しい。でもヘビー級に拘って来たので、純粋に体重の維持が難しくなってきました。減量している人には申し訳ないですが、食べても減るので増量している状態なんです。なので体重が減らないように食べています。

そうしないと体重が減ってしまうので、だから不摂生に繋がるんですよ。だるさもあるし、体重の維持が糖尿病のせいで厳しくなったのですが、さっきも言ったように調子は良いです。昔は120キロぐらいあったのが、今ぐらいの体重でも動けますし。自分の場合は戦略を立てたり、何が得意というのはないので悔いの残らないように戦います。

本当に恐らくは最後になるかもしれない試合、年内は間違いなく最後の試合なので出し尽くしたいです。勝敗も大切ですが、自分がこれまでやってきたことを出し尽くしたいと思います」

■ RFC34計量結果

<ROAD FCフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] チェ・ムギョム: 65.7キロ
[挑戦者] ムラット・カズガン: 66.0キロ

<無差別級/5分3R>
アオルコロ: 152.0キロ
川口雄介: 102.5キロ

<女子ストロー級/5分3R>
イェン・シャオナン: 52.4キロ
藤野恵実: 52.4キロ

<ウェルター級/5分3R>
ソン・ケナン: 77.1キロ
エルヌール・アガエフ: 77.4キロ

<無差別級/5分2R>
ホウ・ツェンリン: 117.3キロ
シム・ゴンオ: 126.0キロ

<100キロ契約/5分2R>
チャン・ジャンジュン: 97.7キロ
キム・デソン: 99.0キロ

<フライ級挑戦者決定戦/5分3R>
アラテン・ヘイリ: 57.45キロ
チョ・ナムジン: 57.4キロ

<ウェルター級/5分3R>
ドン・シン: 77.15キロ
ラ・インジェ: 77.3キロ

■Young Guns 30

<フライ級/5分2R>
マ・ハオビン: 57.1キロ
キム・ヒョリョン: 57.3キロ

<フェザー級/5分2R>
アラテン・ブリジド: 66.0キロ
ホン・ジョンギ: 65.9キロ

<ライト級T中国トライアル1回戦/5分2R>
ホドリゴ・カポラル: 72.0キロ
アマルチュシン・フーヘンフウ: 70.2キロ

<ライト級T中国トライアル1回戦/5分2R>
ジュサンビエク・ハビティ: 72キロ
タオ・シュオユ: 70.2キロ

<ライト級T中国トライアル1回戦/5分2R>
ユ・チャンヅァオ: 70.3キロ
ファン・ツェンユー: 70.2キロ

<ライト級T中国トライアル1回戦/5分2R>
ノルティビエク・ムス: 70.3キロ
シャン・リアンユー: 69.9キロ

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