＜ライト級（※77.1キロ）／5分3R＞
アミール・カーン（シンガポール）
Def.3R2分22秒 by RNC
ヴォーン・ドネル（フィリピン）

ジャブ・左フックを見せて前に出ていくカーン、ドネルも右を打ち返す。じりじりと前に出ていくドネルが右、カーンがパンチを返したところにダブルレッグを合わせる。かなり深く入ったかに見えたがカーンもしっかり対処してテイクダウンを許さない。

互いに右を打ち込む展開から、今度はカーンがダブルレッグでテイクダウンを奪う。立ち上がるドネルの頭をコントロールしてヒザ蹴り。一度はドネルに立ち上がられるも、再びダブルレッグでテイクダウンし、ドネルの動きに合わせてフロントチョーク、バックに回り込んでリアネイキッドチョークを狙う。

2R、ダブルレッグでしつこくテイクダウンを狙うも失敗に終わるカーン。なんとかドネールの後ろについてグラウンドに持ち込んでバックへ。背中を見せて脱出するドネールだが、カーンに組まれると簡単に倒されてしまう。

しかし消耗が目立つカーンもポジションをキープできず。逆にドネールがカーンをテイクダウンすると一気にアームロックへ。カーンの左腕が鋭角に曲がるが、カーンはタップしない。ドネールが腕十字に切り換えたところでカーンが上のポジションを取り返してラウンドが終わる。

3R、明らかに動きが落ちたカーンだったが開始早々にダブルレッグでテイクダウン。マウント→バックとポジションを変えてリアネイキッドチョークへ。2Rにスタミナ切れでピンチを迎えたカーンだったが、最後は何とか一本勝ちを収めた。

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