【RFC】KOREAカード第2弾はクォン・アソル×イランのキック王者
【写真】実戦の勘がどれだけ戻っているのか、クォン・アソル (C)MMAPLANET
23日(火・現地時間)、韓国のRFCより1月18日(土・同)にソウルのグランドヒルトン・コンベンションセンターで初開催されるRFC KOREAの追加カードが発表された。
RFCの新機軸となるKOREAシリーズ、既に福田力がキム・フィスンと対戦するメインイベントが発表されているが、第2弾はクォン・アソルとモスタファ・アブドラヒのライト級のマッチアップとなった。10月大会で2年振りの実戦復帰となったクォン・アソルは中村晃司にTKO負けしており、キャリアの再構築のためには負けられないファイトとなる。
対戦相手のアブドラヒは、これがMMAデビュー戦。イランの首都テヘラン出身の31歳のアブドラヒは、イラン国内のミドル級王座を2004年から08年まで獲得。現在は香港のエピックMMAでムエタイの指導をしているキックボクサーだ。テコンドーからキックに転向し、4年以上タイに滞在していたこともありIFMAなど世界王座の獲得歴もある。現在はエピックでヴィシール・コロッサらとMMAのトレーニングも積んでおり、まずは倒れず打撃で戦うというファイトを心掛けるだろう。
RFCライト級王者ナム・ウィチョルのUFC転出に伴い、ライト級を引っ張る存在として期待が高まるクォン・アソルだが、10月の試合では、明らかに実戦のブランクが感じられた。減量最終週に実母の病気により、ジムから離れざるを得なかった状況もあったクォン・アソル、TKO負け以降の2カ月でどれだけ勘が戻っているか、そこが鍵を握る試合となる。