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【UFC FOX09】初回の大危機凌ぎ、バルボーサが逆転勝ち掴む

2013.12.15

<ライト級/5分3R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
Def.2-0: 29-28, 29-28, 28-28
ダニー・カスティーリョ(米国)

試合開始直後に組みついたカスティーリョだが、これを切ったバルボーサはオクタゴン中央でアッパーを見せる。前に出てパンチから組みつこうとするカスティーリョに対し、バルボーサは右ストレートから後ろ回し蹴り。右ボディから左クロスを入れたバルボーサだが、カスティーリョは右アッパーに右ストレートを合せてダウンを奪う。

すぐに立ち上ったバルボーサだが、左右のフックでふらつきダブルレッグでテイクダウンを許す。バックを取りRNCを仕掛けるカスティーリョ。バルボーサが切り抜けガードに戻すも、、強烈なパンチを落していく。懸命に立ち上がろうとするバルボーサのバックを取り再びRNCをカスティーリョが仕掛ける。これも切り抜けたバルボーサは、パウンドを受け続けるもガードからヒールフックへ。カスティーリョは体を捩じりこれを抜けると、エルボーへ。

バルボーサは蹴り上げを見せガードをとって何とか、ピンチを凌ぎ切った。2R、強烈な右ローを入れるようになったバルボーサは、ボディへのスピニングバックキックを見せる。それでもまだふらついている様子のバルボーサだが、右ローを続ける。テイクダウンを切って、後回し蹴り、さらに左を繰り出すバルボーサ。カスティーリョは右を思い切り振るうなど、恐らくはダメージが残っているバルボーサに対し、打撃勝負へ。バルボーサは足を使い、ローを続ける。残り90秒、カスティーリョが前に出てくると前蹴り、テイクダウン狙いを切ると左フックでダウンを奪ったバルボーサはダースチョークへ。これは決らなかったが、トップを取ったバルボーサがパウンド&鉄槌を落す。立ち上がったバルボーサ、左ハイは空振りになったが、確実に1Pは取り返した。

最終回、右ローを走らせるバルボーサ。強烈な一発に対し、カスティーリョの左ストレートをヒットする。バルボーサはカスティーリョが前に出てくるところで右ロー、さらに右ストレートを打ち込む。カスティーリョのテイクダウン狙いは切られ、前蹴りで距離を取られてしまう。カスティーリョが前進を続け組みつくも、切られてローを受ける。右ストレートでバランスを崩したバルボーサ、距離を取って左ジャブを伸ばす。

残り2分、バルボーサのスピニングバックキックをボディに受けたカスティーリョの動きが止る。ボディを入れ、左のカウンターを打ち込んだバルボーサは、ここでも後ろ回し蹴りを繰り出す。残り30秒でテイクダウンを取ったバルボーサは、起き上がって逆に倒しに来たカスティーリョを切って、右ハイをブロック。試合はここでタイムアップに。

2Rと3Rはバルボーサ、ただし1Rは10-8がついてもおかしくないだけカスティーリョが圧倒している。果たしてジャッジの判断は、29-28が2名、28-28が一人でバルボーサが逆転勝ちした。

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