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【WSOF07】「とやかく言われるのは僕の一部」──ニューウェル

2013.12.05

Nick Newll

【写真】キャリア10連勝中のニック・ニューウェルは左手のヒジから先を持たない隻腕のファイター。7試合で一本、2試合がKOで判定勝ちは僅か1試合というレコードを持っている (C)GONGKAKUTOGI

7日(土・現地時間)にカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーのPNEアグロドームで開催されるWorld Series of Fighting07「Karakhanyan vs. Palmer」のテレカンファレンスが行われた。WSOF代表レイ・セフォー、メインで初代フェザー級王座決定戦を戦うジョージ・カラキャニャンとランス・パーマー、ミドル級T準決勝に臨むジェシー・テイラーとエルビス・ムタプチッチ、隻腕ファイターのニック・ニューウェルらのコメントが届いた。

最後にニック・ニューウェル、そしてレイ・セフォーの談話をお届けしたい。

ニック・ニューウェル
「対戦相手のホームタウンで戦うことは、別に気にしない。どこで戦おうが関係ないよ。もし、ホームで戦うことが有利だと思っているなら、ファダイは考え直さないといけないね。とにかく、試合の機会が巡ってきたので戦うだけ。ベストを尽くして、皆に喜んでもらえるようベストを尽くす。

如何に自分の試合をするかというほうが、ファダイと戦うことよりも注意している。とにかく試合に集中しているんだ。ベストになりたいなら、誰と戦っても勝たなければならない。だから、どんな場所にも赴いて誰とでも戦わないといけないんだ。WSOFにはイージーファイトなんて存在しない。

腕が一本であることで、僕のスキルは成り立っているように感じるようになった。いつだって、『アイツを見ろ。信じられない』なんて言われてきたけど、それはもう自分という人間を形成する一部だと思っている。もし僕がアクターになろうとしても、きっと『見てみろよ。アイツ、片腕で俳優になろうとしている』って言われるに違いないんだ。いつだって、そんな感じだった。僕のことをネガティブに言う人がいて、僕は成長した。ちょっとね、僕は面の皮が厚いんだよ。僕はファイターになり、良くやれている。だから、WSOFにいるわけだし。僕の生まれに関係なく、成し遂げてきたことでここにいるんだ」

レイ・セフォー
「WSOFにとって非常にエキサイティングな時を迎える。2015年までに世界中に進出したい。この充実したカードの大会の日がやってくることに、首を長くして待っていた。ニック・ニューウェル、ジェシー・テイラー、それにエルビス・ムタプチッチは、このスポーツの将来のスターだ。彼らの試合はとてもエキサイティングなモノになるだろう。

2014年の活動については、より国際化を計り、カナダでの大会も増える。オーストラリアとニュージーランドについては、6大会開く契約を済ませたばかりだ。カナダも同様になるだろう。全てがビッグショーになるわけじゃないし、TV中継がつかない大会もある。ただし、ストリームで中継することになるだろうね」

■ WSOF 07「Karakhanyan vs. Palmer」対戦カード

<WSOFフェザー級王座決定戦/5分5R>
ジョージ・カラキャニャン(米国)
ランス・パーマー(米国)

<ミドル級T準決勝/5分3R>
ジェシー・テイラー(米国)
エルビス・ムタプチッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

<ライト級/5分3R>
ニック・ニューウェル(米国)
サバウ・ファダイ(カナダ)

<ライトヘビー級/5分3R>
カリブ・スターン(カナダ)
ドゥエイン・ルイス(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ヒル(カナダ)
ジョーダン・ニッペルバーグ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
デイビッド・ペロン(カナダ)
マット・ベイカー(カナダ)

<ライト級/5分3R>
シャウン・アルブレヒト(カナダ)
ジョシュ・メーシャン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
ライアン・ディクソン(カナダ)
マーカス・ヴィニシオス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ダン・リング(カナダ)
マイルズ・メロラ(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
マイカ・ブレークフィールド(カナダ)
ブレンダン・コーンバーガー(カナダ)

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