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【UFN96】マーコートが左ハイでマックローリーを切って落とす

<ミドル級/5分3R>
ネイト・マーコート(米国)
Def.2R4分44秒by KO
タムダン・マックローリー(米国)

長身、リーチの長いマックローリーに右ローを蹴り込むマーコート。両者、間合いを図るなかで時折りマーコートが距離を詰める。右ハイを狙うマックローリーは、ダブルのジャブで前に出ると前蹴りで突き放したマーコートが、続いてテイクダウンに成功する。マックローリーの強引な三角絞めの仕掛けを潰したマーコートだが、続いてオモプラッタ~ラバーガードから三角の形を作られる。これを担いで潰したマーコートだが、マックローリーは腕十字を仕掛ける。これも防いだマーコート、テイクダウンでトップを取ったことで初回を取ることになるのか。

2R、マックローリーが左ロー、左ボディを返したマーコートが組みつくもすぐに離れる。マックローリーはパンチからミドルに続ける。マーコートも右ストレートから左ミドルを返す。マックローリーは右ミドルから左右のフックを振るって組みつくが、体を入れ替えたマーコートが逆にテイクダウンに成功する。初回同様、ガードのなかでそれほど動きを見せないマーコート、マックローリーはケージ際ながらハイガードからトライアングルの機会をうかがう。この仕掛けが不発に終わると、レフェリーがブレイクを命じ、最後の30秒はスタンドに。

マーコートの右でふらついたマックローリー。距離を詰めて左ハイキックを叩きこんだマーコートが、文字通りマックローリーを切って落とした。「タムダンはガードになったら、本当に強いんだ。何度か危ないこともあったけど、キャリアがモノをいったよ」と勝者は語った。


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