【RFC33】ホン・ヨンギと対戦する上迫博仁 ノーモア殴り合い宣言 「上迫クルーズが突っ走っちゃいます」
【写真】バチバチの殴り合いのような名勝負はもういらない。当てられずに当てて勝つスタイルを上迫は目指す (C)GONGKAKUTOGI
9月10日(土・現地時間)に中国安徽省(アンフイション)は合肥(ホーフェイ)のホーフェイ・オリンピックスポーツセンター(合肥奥林匹克体育中心)で開催されるROAD FC33で、ホン・ヨンギと対戦することが決まった上迫博仁。
テイクダウン能力の高さから、打撃戦の強さを見せるようになった彼は、バチバチの殴り合いから奪逆。ドミニク・クルーズ化を宣言した。
上迫博仁
「ロードFCで戦うことに関して、特に気合が入るとか気負うことはないです。いつも通り……ただ、前回の試合で負けてしまっているので一発、やってやろうかという気持ちです。
この話をもらうまでロードFCのレベルが高くなっていることも知らなかったです(笑)。ただ、韓国人選手が活躍しているなというのは何となく感じていました。逆にいえば、レベルの上がったロードFCから声が掛かったことは嬉しいです。
ホン・ヨンギ選手に限らず、韓国の選手は気持ちとフィジカルが強いので気持ちだけは負けずに戦います。前の試合で阿呆みたいに打ち合って、選手寿命を短くしてしまったので。今はステップを上手く使って戦えるよう練習をしています。なので足を使って自分だけ当てて、相手の攻撃はもらわないように戦っていきたいです。
このステップはドミニク・クルーズのような最先端のスタイルを取り入れて、どれだけ不格好でも自分だけ当てるというモノです。色んな人がドミニクのシャッフルを取り入れているけど、僕は真似事では終わらせないです。
全てにおいて連動している動きを見せたいです。このスタイルで上に行くために、ホン・ヨンギ選手との試合は通過点。このまま上迫クルーズが突っ走っちゃいます(笑)。
僕のやろうとしている──日本人が余りやっていないスタイルですけど、完成度の高い打撃、レスリング、テイクダウン、全てが連動している質の高い動きをファンの皆さんに見てもらえればと思っています」