【WSOF06】無名のレティングハウス、ヴィラから判定勝ち収める
<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・レティングハウス(米国)
Def.3-0:29-28, 29-28, 29-28
アレクシス・ヴィラ(キューバ)
42歳のヴィラ、レティングハウスとは19歳の年齢差がある。まず左ミドルハイを連打するレティィングハウス、ヴィラの上体を起こす作戦か。レティングハウスは左だけでなく、右ミドルも放っていく。引き続き左ハイを入れ、テイクダウン狙いを防いでいく。ヴィラの左ジャブは届かず、レディングハウスが左右のローを入れる。ヴィラのアッパーは空振りになったが、ダブルレッグで即テイクダウンに成功する。レディングハウスが立ち上がるところでギロチンに捉えたヴィラ、ヒザ蹴りを入れたところで首を引抜かれる。
左ジャブを伸ばすヴィラは、ヴィラのテンカオに合せて組みつき、五輪銅メダリスト・レスラーからテイクダウンを奪うことに成功する。レティングハウスはパスからマウントを狙ったが、ヴィラのリバーサルで、試合はスタンドへ戻る。残り30秒を切り、再びハイキックで攻めるレディングハウスが、初回を取ったか。
2R、蹴りのフェイントからパンチを狙うレディングハウス。左ハイか頭の高さを変えて、ヴィラを困惑させる。左ローを連続で入れ、左ミドルを放つレティングハウスがテイクダウンを狙うが、ここはヴィラが守る。蹴りをブロックし豪快な右フックを振るレティングハウスだが、徐々にヴィラのプレッシャーの前にケージに詰められるシーンが目立ってくる。
最終3R、レティングハウスの左ジャブに思い切り右フックを叩きこんだヴィラ。シングルでケージに詰めて、ダブルに切り替えてテイクダウンに成功する。バックを伺うヴィラ、レティングハウスも脇を許さずに立ち上がる。両者、距離ができてもヴィラはすかさずバックを奪取し、勢いのあるパンチを顔面に放っていく。レティングハウスは飛びヒザをキャッチされ、テイクダウンを奪われる。すぐに立ち上がった両者、打撃の局面でもヴィラに勢いがでてくる。
残り10秒、レィングハウスは最後の力を振り絞ってスピニングバックフィストを見舞うが、これをよけたヴィラがテイクダウンを奪ったところで試合終了に。結果は29-28でレティングハウスが3-0の勝利を挙げ、ヴィラは苦笑いを浮かべた。