【Bellator105】ドクターが顔をしかめるカットで、グリーンTKO
<フェザー級/5分3R>
デス・グリーン(米国)
Def.2R1分04 秒by TKO
アンジェロ・サンチェス(米国)
シーズン9フェザー級T初戦敗退のグリーンの再起戦。サンチェスを相手にサウスポーの構えから右を伸ばし、組みついてバックへ。太腿にヒザを入れて、後方に大きくサンチェスを投げ捨てるグリーン。さらにバックを取ったままで右ヒザをサンチェスの顔面に突き上げ、自ら距離を取り直す。と、サンチェスのローが急所へ。グリーンはそのまま試合を続け、左ストレートを顔面に打ち込む。サンチェスも右を返し、ローへ。そのローに右ストレートをグリーンが合わせる。前に出て、果敢に攻撃を仕掛けるサンチェスだが、カウンターを受けるシーンが目立つ。
それでも左ローを思い切り蹴り込むサンチェス。ここでもパンチを3発浴びてしまう。残り30秒、サンチェスの左ローをキャッチしたグリーンがその足を振り上げてテイクダウンを奪うも、寝技には移行しない。スタンドでサンチェスのパンチをバックステップでかわしながら、グリーンはラウンド終了の合図を聞いた。
2R、ローではなくテイクダウン狙いで距離を詰めるようになったサンチェス。ここでもグリーンの左フックや右ジャブで行く手を阻まれる。右エルボーを受けて怯んだサンチェスは、そのままパンチの連打を受けてダウンする。グリーンは引き続き鉄槌を落すと、レフェリーがブレイクを命じ、ドクターチェックを要請する。サンチェスは左前頭部を大きくカットしており、ドクターはその傷口を見て、顔をしかめるほど。結果、試合続行不可能と判断されグリーンがTKO勝ちを収めた。