【RFC32】カナダ系中国人チェンが、初回にダウンを奪ってイを破る
<ライト級/5分2R>
アルバート・チャン(カナダ)
Def.3-0
イ・ヒョンス(韓国)
チェンが離れた一から前に出てショートの連打を振るう。サウスポーのイに右ハイ、イは左ローから右ボディストレートを入れる。イは果敢に飛びヒザを狙ったが、着地と同時にパンチを被弾して尻餅をつく。チェンはしがみつくイにパンチを連打。ハーフからワキを差して耐えるイに引き続きパンチを入れるチェン。イはここで立ち上がり、逆にチェンを押し込む。離れた両者、チェンは左右のショートを放ち前に出ると、ボディロックからテイクダウンに成功する。
右のパウンドをチェンが連打すると、口の中を切ったイはクローズドで背中をつける。チェンはガードが割れるとパス狙い。イはガードに戻すが、右のパウンドを落とされ初回を失った。
2R、前進したチェンが何を狙ったか、バランスを崩しスリップしガードを強いられる。パウンドをイが落とすが、チェンがフックガードやデラヒーバでコントロールし、スイープを狙う。イは足を一本抜きハーフから右、左とパウンドを入れる。チェンは蹴り上げからスタンドに戻すと、イのシングルレッグを切ってバックへ。
イは前転からガードにチェンを入れようとしたが、サイドを取られる。キムラ狙いのチェンに対し、イがフルガードに戻す。イの腕十字を防いで細かいパンチを入れるチェン。残り1分、連れかで動きが落ちたチェンだがトップをキープし腕十字、三角絞めを察知して対処。イは動けないチェンに蹴り上げから三角絞め──これも極まらずタイムアップに。
ジャッジは3者ともチェンの勝利を支持した。