【REAL FC03】ホベルト・サトシ・ソーザ注目のMMAデビュー戦
【写真】ヤオ・ホンガンは中国に多い散打出身でなく、シュワイジャオ出身ファイター。独特の投げに注目が集まるが、試合自体はベーシックに忠実だ (C)MMAPLANET
20日(日・現地時間)、中国・北京の北京工人体育館で、REAL FCの第3回大会が開催される。全11試合22人の出場選手中、ご当地中国人ファイターが7人の出場に対し、日本から日系ブラジリアンを含めると、同じく6名の選手が参戦する。
REAL FC(あるいはREAL Fight MMA)は現地では真武総合格闘大賽と呼ばれている、中国で人気を誇るキック大会=武林風のMMA版という風に認識され、中国人ファンもMMAの呼称は使わず、「真武(チェンウー)」と呼んでいるそうだ。プロデューサー及び制作は、河南テレビの武林風チームで、キックとMMAの二本立てを目指し、力が入れられている。
今大会には日本からDEEPメガトン王者で、この夏にMMAアライアンスで修行を行った長谷川賢を始め、当日に開催されているADCC世界大会の常連だった塩田さやからが出場。さらに浜松から日系ブラジリアンチームが参戦、注目は兄マルコスに続き、ホベルト・サトシ・ソウザがMMAデビューを果たすヌルラー戦か。まだまだ日本にはその細部が伝わってこない中国のMMAだが、日系ブラジリアンのジメルソン・ハッタと対戦するヤオ・ホンガンは、元LFCバンタム級王者でチャイナ・トップチーム所属選手。未知の中国MMAファイターと、日系ブラジリアン柔術からのMMA出場組、さらに東欧ポーランドや豪州からの出場選手もあり、独特な色を持つイベントといえるだろう。
■ REAL FC03 対戦カード
<REAL FC80キロ選手権試合/5分3R>
マルコス・ソウザ(ブラジル)
マテウス・ピスコース(ポーランド)
<バンタム級GP/5分3R>
ジエメルソン・ハッタ(ブラジル)
ヤオ・ホンガン(中国)
<フェザー級/5分3R>
ヤン・ジョー(中国)
アレシャンドレ・オガワ(ブラジル)
<ウェルター級GP/5分3R>
イェン・ジーボー(中国)
ハン・スンワ(韓国)
<ウェルター級GP/5分3R>
ヌルラー(中国)
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
<女子56キロ契約/5分3R>
タン・ジン(中国)
塩田さやか(日本)
<ウェルター級GP/5分3R>
ウーリージブレン(中国)
カーロ・デイビス(豪州)
<ヘビー級/5分3R>
長谷川賢(日本)
ジャセク・チャジンスキー(ポーランド)
<ウェルター級GP/5分3R>
ムサエフ(カザフスタン)
クリス・ガルシア(米国)
<フライ級/5分3R>
タッタ(フィリピン)
キム・ウンジェ(韓国)
<バンタム級GP/5分3R>
アラーテンヘイリー(中国)
イ・ウンヘ(韓国)