【Bellator108】シュレメンコ、9月に続き11月に王座防衛戦
【写真】9月7日に初防衛に成功したばかりのシュレメンコが、2カ月と1週間のインターバルで2度目の防衛戦をマーシャルと行う (C)KEITH MILLS
2日(水・現地時間)、11月15日にニュージャージー州アトランティックシティのレヴェル・カジノで開催されるBellator 108で世界ミドル級選手権試合、アレキサンダー・シュレメンコ×ダグ・マーシャル戦が組まれることが発表された。
シュレメンコは9月7日のベラトール98でブレット・クーパーを相手に防衛を果たしたばかり。そのクーパーはシーズン8ミドル級T決勝でマーシャルにTKO負けを喫していたが、トーナメント覇者の負傷により代役で挑戦権を得ていた。今回の試合決定に際し、挑戦者は「凄くエキサイトしている。ブレット・クーパーが自分の代わりに戦うことに関しては、本当にがっかりしたけど、あの試合を見てシュレメンコは、俺に勝ち目がないと分かった。シュレメンコはタフなだけだ。ミドル級で自分が一番パワフルなファイターだということは疑いようがない。シュレメンコはすぐに俺の拳がガン目に受けて、マットで眠ることになるだろう。何も考える必要はない。勝つのは俺だ」と語っている。
クーパーと判定にもつれこんだシュレメンコの防衛戦を見て、相当に自信を深めた様子のチャレンジャー。対して、王者は「ファンが自分の試合で何を求めているのか。また、ダグ・マーシャルとファンに喜ばれる試合ができるころを嬉しく思っている。皆が忘れらないような試合をするのに適したタフな相手だよ」と、乱打戦を好むファン心理を理解したうえで、前回のような試合になったことを強調している。
また、ご当地選手としてニュージャージーで高い人気を誇るカート・ベレグリーノ対戦相手は、日本のビッグネームが対戦相手候補に挙がったこともあったが、結局のところチーム・ノゲイラ所属のサウル・アルメイダに落ち着いた模様だ。
■Bellator MMA 108主な対戦カード
<Bellator世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)
[挑戦者]ダグ・マーシャル(英国)
<シーズン9ヘビー級T準決勝/5分3R>
レイバー・ジョンソン(米国)
ヴィニシウス・ケイロス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
カート・ペレグリーノ(米国)
サウル・アルメイダ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
トム・デブラス(米国)
ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)