【WSOF05】隠れた実力者ジミー・リベラ、WSOFで浮上なるか?!
【写真】ルーファスポートで注目のRFAフライ級王者セルジオ・ペティスとスパーを行い、全く引けを取っていなかったジミー・リベラ。全米TVネットワークを持つイベントで浮上できるか (C)MMAPLANET
14日(土・現地時間)、ニュージャージー州アトランティック・シティのレベル・カジノで行われるWSOF05「Arlovski vs Kyle」。メインのアンドレイ・オルロフスキー×マイク・カイル、ミドル級T、そしてジョージ・カラキャニャンが初出場するメインカード以外に、プレリミでも注目のファイターが初出場を果たす。
プレリミでグレゴー&ネイマンの両グレイシー、オジー・ドゥグルバゴフ、そしてシデマウ・ホノリオとズラリと並んだヘンゾ・グレイシー門下生(と甥)たち。そのなかのホノリオと対戦するジミー・リベラは、東海岸でヘンゾ・グレイシー柔術に負けない支部の多さを誇るタイガーシュルマン門下生の一人だ。
ユライア・ホール、ルイス・ゴーディノらUFCファイター、さらにライモン・グッドというBellatorファイターを輩出しているタイガーシュルマンは、極真空手からキックを経てMMAジムとなった東部最大のネットワークを誇る名門だ。打撃主体のオールランダーが多いジムにあって、リベラはKOTCフライ級王座(※135ポンド)、さらに東のトップ人材育成イベント=ROCのバンタム級王座を獲得。ベラトールではプレリミで4連勝を飾りながら、UFCやそのベラトールのトーナメント戦出場を果たせていない悲劇の実力者といえる。
公式戦での敗北は一つ、12勝1敗の戦績を残すリベラだが、TUF14のイリミネーションラウンドでデニス・ベルムデスに痛恨のTKO負けを喫している。判定勝ちが9つということで、メジャー行きを逃しているきらいはあるが、ソリッドな打撃と要所を抑えたテイクダウンは抜群の安定感を誇る。マルロン・モラエスを始め、ブランドン・ハンプルマン、アンドリュー・イエテスら活きの良いファイターが活躍するWSOFバンタム級戦線、ホノリオ戦に出来如何によって、リベラは一気にトップ集団に加わる力は持っている。
■WSOF05対戦カード
<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
マイク・カイル(米国)
<ミドル級T準決勝/5分3R>
デイヴィッド・ブランチ(米国)
ダニーロ・ビルフォート(ブラジル)
<ミドル級T準決勝/5分3R>
エルビス・プタブチッチ(米国)
ジェシー・テイラー(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ホーレス・グレイシー(ブラジル)
デリック・メイメン(米国)
<フェザー級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン(米国)
ウェイロン・ロー(米国)
<フェザー級/5分3R>
リック・グレン(米国)
アーサー・ロフィ(米国)
<160ポンド契約/5分3R>
オジー・ドゥグルバゴフ(米国)
アンドリュー・オズボーン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
グレゴー・グレイシー(ブラジル)
リチャード・パティシュノック(米国)
<バンタム級/5分3R>
シデマウ・ホノリオ(ブラジル)
ジミー・リベラ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
ダレン・コスタ(米国)