【Bitetti Combat】レイチ&エスパーニョ、好対照な注目株
【写真】レオ・レイチが表の注目株なら、ダニエル・エスパーニョは裏の注目株#01だ (C)MMAPLANET
6日(金・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロ・ボタフォゴのセジ・ド・ボタフォゴで開催されるBitetti Combat17。往年のバーリトゥードファイター、アマウリ・ビテッチが主催するビテッチ・コンバッチに、柔道家としてブラジリアン柔術で最も結果を残しているレオ・レイチが出場する。
ジャングル・ファイト、修斗ブラジルと並び、ブラジルの3大ドメスティックMMA大会の一つに数えられるビテッチ・コンバッチ。先日まで世界柔道が開催されたリオで開かれる今大会に元ブラジル柔道ナショナルチームのメンバーで、ブラジリアン柔術の世界大会を2度制しているレイチが、自身2度目のMMAに挑む。
かつては柔術の世界大会でファブリシオ・ベルドゥムらと凌ぎを削ってきたレイチの対戦相手はジオスマン・ネリ・デ・ジーザス。キャリア3連勝中で2試合が一本、残りの試合がTKO勝ちというジーザスは、MMAでは新人のレイチにとって決して、楽な相手があてがわれたわけではなさそうだ。
この他、ライトヘビー級GP準決勝ビラ・リマ×ルイス・フィリッピ・モンストロなどが組まれる同大会で、注目したいのがダニエル・エスパーニョ・フェレイラだ。キャリア2戦目のエスパーニョ、デビュー戦で元UFCファイターのエジベウト・クロコタとHight Fight Rockというプロモーションのウェルター級王座決定戦に出場、4RにRNCで敗れている。しかし、デビュー戦でキャリア35戦目のクロコタを相手に、よもやのTKO勝ち寸前まで追い込んだ打撃は、いわゆるブラジリアン・バチバチ・スタイルでなく、レンジと角度を駆使した北米MMA仕様となっている。
レオ・レイチ、エスパーニョ、まるでバックグランドは違うが、ビテッチ・コンバッチらしい共にデビュー2戦目の注目株だ。
■Bitetti Combat 17主な対戦カード
<ライトヘビー級GP準決勝/5分5R>
ビラ・リマ(ブラジル)
ルイス・フィリッピ・モンストロ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
アレックス・カウボーイ(ブラジル)
ファビオ・モコト(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
チアゴ・グリロ(ブラジル)
パウロ・イルマォン(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ジェラウド・デ・フレイタス(ブラジル)
ドニ・テレイレ(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
レオ・レイチ(ブラジル)
ジオスマン・ネリ・デ・ジーザス(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
ヘイナウド・ルイジーニョ(ブラジル)
ジョナタン・フェイトーザ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・エスパーニョ(ブラジル)
マテウス・シウバ(ブラジル)